先日の土日は、東京の虎ノ門の「日本消防会館」通称「ニッショーホール」で缶詰になりながら、「第17回不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座」に参加してきました。
今まで日本中医薬研究会内部と東京医科歯科婦人科講師の別府先生の講演などで婦人科全般の疾患を勉強していたのですが、会場での婦人科医同士の質疑応答も聞いていて理解できたことがマジメに嬉しかったです。
たとえば東京大学の婦人科の先生の講演終了後に、北里大学の婦人科の先生が治療法を論じていることなど、
薬剤師の私も聞いていて内容が納得できました。
がん治療においてどのくらいの期間投薬するか?とかです。
東大の藤原先生は、初期の子宮内膜がん(子宮体癌)の患者さんに対して果敢な療法で挙児を得ていましたので感動しました。
(余談ですが、将棋の谷川名人のように顔が凛々しかったですぞ)
チョコレート嚢腫では、何センチくらいで手術を考えるのか?
ART(アート、つまり体外受精のことなど)をする前にチョコレート嚢腫を処置するのかどうか?など
治療方針の議論。
またあるときには、多嚢胞卵巣諸侯群(PCOS)の治療において、フレンチライラックの花から抽出された「メトフォルミン」の投薬に関しての、副作用の発現率や患者さんへの説明、そして投薬量などを石川県の開業医の先生が北里大学の佐藤先生へ質問されたことも、内容がよく分かりました。
(これは、私は薬剤師だから当然といえば当然ですが。。)
ともかく今回の収穫は、私自身も医療人としての自意識の芽生えと、不妊症への「ピア(仲間)」としての支えの重要性、また婦人科医の先生方もいろいろと自分のクリニックや総合病院に来る患者さんへのケアに苦慮していることが分かったことです。
今後とも、このような勉強会にはなるべく出席して、お客様のために役立てるように努力していこうと思いましたし、今回はわざわざ虎ノ門まで行って勉強して良かったなあと嬉しい実感を持っている今日この頃です。
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では最後に今日の昼休みに撮影した写真を紹介します。
なんと果敢にも、一眼レフをマクロレンズにして撮影しました。
ちょっと無理があったかもしれませんが、東根市の秋の模様を感じていただければ幸いです。
10月12日撮影です。
「大森山とリンゴ」
私の住む町では、秋になるとたわわにリンゴが実ります。
漢方コラム「りんご」と同じりんごの木です。
毎年この季節になると、ここの風景が気になります。
「痛みの漢方相談」でも、この風景を紹介しておりますが、
私はすっかりと気に入ってしまいました。
黄金色に輝く稲穂に、まるで大森山と若木山が浮かんでいるかのようです。
マクロレンズでも、ここまでクッキリと撮影です。
このくらいの距離だと、このレンズは不思議に色がいいです。
「自然の美しさ」を感じます。
秋が深まる東根(ひがしね)の紹介と、先日の勉強会の報告をさせて頂きました。
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「土屋薬局 中国漢方通信」の本家でコラムを作成しています。
普段から漢方の本場中国で研修を受け研鑽をつみ、山形県や隣県のお客様からご利用頂き妊娠、出産の嬉しい声を聞いています。
不妊、子宝漢方相談は人にも言えずに悩んでいる方も多いです。
どうぞお気軽に漢方相談をお寄せください。