<2006年5月4日撮影 山形県八幡町「鳥海山田園見上げ」>
こんにちは。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
不妊症の子宝の妊活漢方相談のお客さまのお話です。
先日、出産お祝いのピンクのアルバムをお贈りしましたお客様から、丁寧なお手紙をもらいました。
掲載の許可を頂いておりますので、匿名で紹介させて頂きます。
「平成18年2月に2,826グラムの女の子が誕生しました。
昨年の始めには繋留流産したことで2ヶ月間、落ち込んでいたのですが、子供は諦めたくなかったので、色々調べていた時に土屋薬局さんのHPを見て、相談に乗って頂き漢方を始めました。
元々生理不順だったので、婦人科に通院していて、毎月の排卵誘発剤プラス、養血調経の漢方薬、麦芽を炒ったものを併用してから2ヵ月後に再び妊娠することが出来ました。
流産後半年も経っていなかったので、子宮の状態が心配だったのですが、その後の妊娠経過は何もトラブルが無く順調で分娩時間6時間の安産でした。
この喜びを忘れず、日々育児が出来ればいいなと思います。
ありがとうございました。」
F様より頂いたお手紙です。
F様は、32歳のかたです。
9週で繋留流産となり、今度は無事に生みたい、卵の質を良くしたいということが当初のご相談でした。
生理不順は20代の頃からです。
周期は50日前後です。
クロミッドを生理3日目から半錠服用します。
6日間服用すれば、周期は32~33日になります。
もしかしたら多嚢胞性卵巣かもしれないということでした。
当店からは、養血調経(ようけつちょうけい)で生理のリズムを整え、麦芽を炒ったもので、流産後のホルモンバランスの改善を、また淤血(おけつ)を解消する漢方もお勧めしまして、体調を立て直すことを第一目標としました。
その後、すぐに嬉しいお知らせになりましたので、スタッフ一同 赤ちゃんの写真同封のお手紙に、とても喜んでいるところです。
まるで、厳しい冬から、春風に乗って嬉しいお便りが飛んできたかのようです。
F様どうもおめでとうございました。
写真のテーマは「田園に写る鳥海山」です。
山形県庄内地方と秋田県にそびえる、名峰の勇姿をお楽しみ下さい。
今まで冬の間には、日本海を覆うどんよりとした重雲が鳥海山を遮っていましたが、透き通るような青空のもと輝いています。