<2006年8月17日撮影 東根市観音寺 何気ない風景が好きです>
「サマー in 東根(前編)」の続きです。
この手の「続編」は、手付かずで終わってしまう危険性がありますので、
がんばってアップしていきます。
昨日は、夜空に虫の大合唱を聴きながら散歩していました。
帰宅後は、NHKBSハイビジョンで「日本の名峰」で
南アルプスの山々を堪能し、素晴らしい風景を堪能しつつ、
「山に登っている」気持ちになりまして、とても楽しかったです。
先々週の私の話ですが8月4日の金曜の夜から、
日曜まで東京で勉強会に行っていました。
土曜日の日中は時間が空いていましたので、
新宿駅9番ホームから始発6時半の「あずさ号」に
乗って甲府を目指しました。
新宿駅なのに、駅のホームは
アルピニストが多いです。
もう「山が呼んでいる」世界でした。
小学校のときに、山や海に遠足に行く気持ちでしょうか。
こんなにわくわくする新宿駅は、生まれて初めてです。
早朝の清々しい空気がプラットフォームを包み込みます。
甲府駅についてからは、駅レンタで甲州を巡りました。
初めての甲府や奈良田の南アルプスの眺めや
三珠からの甲府盆地や八ヶ岳の眺めも素晴らしかったです。
緑と山と果樹園と田んぼが多い山梨県は、
初めて訪れたのにも関わらず
親近感がわく素晴らしいところでした。
帰りも「あずさ号」で新宿駅を目指したのですが、
自由席の隣で同席されたかたは、
81歳の現役アルピニストでした。
眼鏡をかけた小柄な感じの方でしたが、
握手すると私の3倍も握力があり、
毎朝 懸垂15回で体を鍛えているとのことでした。
山のさまざまな話を伺いました。
26歳のときに、初めて木曽駒ケ岳を登った話。
牧場の家に生まれて、貧しかったので、
丁稚奉公に出された話。
61歳の現役アルピニストで、
富士山登頂を100回された方の話。
深夜2時に山小屋を出発して、
満月にお花が照らされている話など
うっとりしてしまいました。
その初老のかたは、私と固く握手しますと、
八王子で「あずさ」から降り立っていきました。
ひょっとしたら、けっこう有名な方かもしれません。
昨夜は、その初老の老人のかたの
眼鏡の奥の生き生きとした瞳や
握手したときの力強さ、話し声など
懐かしく思いながら、南アルプスの山々の映像を楽しんでいました。
やはり自然は素晴らしいですね。
最後にお別れで、東根市の夏の模様を紹介です。
<「栗の木とぶどう畑」 夏の栗の木が好きです>
<「栗の木」を視点にして、ぐるっと右回転。最高の風景が広がります>
<とうきび畑から右に大森山。左に若木山。私の故郷です>
<夏は向日葵が好きです。一生懸命咲いてほしいです>