こんにちは。
薬剤師の土屋幸太郎です。
山形は今日は雨降りです。
各地のお客様と漢方相談のお電話させて頂く機会もありますが、初雪が降ったところが多いようです。
みなさま、体調を崩さぬようご自愛くださいませ。
さて、今日は「肘の痛み」の漢方相談の話です。
Mさまは、53歳男性です。
営業の仕事をしています。
右手の肘の付け根の筋肉が痛くなります。
お風呂のふたを上げるときにチクチクした感じや、ゴルフクラブを持つときには痛くて力が入りません。
3ヶ月前に滑って転んでしまい、腰や手の肘を打ってしまいました。
シップなどで治ったと思っていましたが、肘や右手脇の筋肉に痛みが残っています。
鎮痛消炎剤などの痛み止めは服用していません。
当店からは、独活(どっかつ)製剤の漢方薬をお勧めさせて頂きました。
その後は漢方薬、約3ヶ月間の服用で、肘の症状も改善して調子の良い毎日を過ごされています。
山形にある名湯として「肘折温泉」があり、昔肘を痛めた人が温泉を見つけて入浴したら、肘の痛みが治ったという伝説があります。
今日は、肘の痛みの漢方相談でした。
<2008年2月10日 肘折温泉「銅山川」>
<肘折温泉 雪ダルマ>