<2008年12月1日 土屋薬局駐車場>
早いもので月日が流れ、師走になってしまいました。
最近、県外から山形に来るお客様が増えていますので、
当店の今日現在の近況をレポートしたいと思います。
月曜日の朝からスタッフ2人がかりで、消雪の準備に追われています。
スイッチをオンにすれば、井戸水が駐車場に流れます。
井戸水は通年を通して、14~15度くらいですから、
冬場は雪を溶かすのに大きな「武器」となります。
ときには湯気がたつほどで、本当に頼りになります。
この井戸水を流していない場合には、毎日積もる雪を片づけするのに
捨てる場所が無くなってきますので、とても不便なのです。
ですから、私たちは雪をトラックに詰め込んで、
河川敷の指定された場所まで、やがては解けるであろう雪を、
面倒にも運んでいかなければいけなくなるのです。
雪との戦いが雪国の宿命です。
秋田県や山形県が道路事情が悪かったり、
高速道路があまり通っていないのは、
毎年除雪代に使う費用が莫大になるからに違いありません。
道路の中にも、この消雪装置が用意されているところがありますが、
それは見事なもので、雪が道路に積もらずに便利そのものです。
車のタイヤも先々週の初雪の前日に、
スタッドレスタイヤの冬用タイヤに交換しましたし、庭の木々も雪囲いをしました。
これからの冬将軍の訪れに準備万端といった、朝の土屋薬局の駐車場の風景です。
もっとも子供の頃から比べると、地球温暖化の影響か降雪量が少なくなりましたし、
車にも乗れますから、昔ほど不便には感じませんし、
何より雪景色が美しいですから、写真愛好家には雪国とはたまらない
憧れの場所になるのではないでしょうか?
雪が降るのは、美しいんですよ。
シベリウスやブルックナーを聴きたくなる季節です。