先ほど40歳前後のかたの漢方相談しました。
震災後に忙しくて漢方を2か月ほど休んでいたら冷えるようになったので、また再開しようとのことでした。
基礎体温を今年から真面目にお付けになっているとのことで拝見させて頂きましたら、生理周期は25日で基礎体温は低温期は36・5度前後、高温期は37度前後です。
ご本人様曰く「基礎体温は高めで調子が良いと思っていたのに体が冷えます」とのことでした。
実は、基礎体温が高めで生理周期が短めの基礎体温は、40歳前後の方に自然に現れてくる基礎体温の特徴で、ほかには30代の方でもホルモン剤を使ったり誘発剤を使っているとその特徴が現れてきやすいのです。
体外受精をしているときにも、よく拝見させて頂く基礎体温です。
今後1年間、まずは今後2か月は先月の体外受精もあったのでお休みして漢方で体調を整えて、3か月後から再度採卵から始めたいとのことでしたので、従来の漢方薬により活血化淤(かっけつかお)を重点的にして、同時に補腎陰(ほじんいん)をすることをお勧めしました。
後悔が残らないように「鉄は熱いうちに打て」作戦で、本当に効き目の良い実績のある漢方薬だけをお勧めです。
活血化淤の方法は効き目があって先ほども流産後に卵管閉塞していたお客様が、漢方薬で自然妊娠でただ今4か月になるところとご報告がありましたので、やはり効き目のあるものなんだなあと再認識したところです。
<2011年4月16日 京都平安神宮の桜満開!>