おはようございます。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
春らしい天気になってきた山形です。
テレビの東京の桜のニュースはまだピンとこない雪国の春ですが、フキノトウや福寿草を眺めては癒されている毎日です。
そういえば若木山の山茱萸の蕾も黄色く膨らんできていて今年も開花が楽しみです。
さて、今朝に恩師の張先生にいろいろとお聞きしましたので、メモしておきたいです。
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1)花粉症の漢方相談
いつも漢方をご利用されている馴染みの常連のお客様
花粉症になった。
昨日からくしゃみ、鼻水(薄い鼻水)、口が乾燥する。
のどのイガイガ、空咳にもなる。
耳鼻科の薬だけでなくて漢方でやっていきたいです。
○張先生のアドバイス
小青竜湯に苓桂求甘湯、ちょっと衛益顆粒。
この方剤の意味は、水がでてしまうので口が乾燥するので、鼻水を優先的に止める漢方処方です。
ほかに百潤露で補陰も体に良いです。
小青竜湯と苓桂求甘湯、百潤露は花粉とのどの乾燥にも良いでしょう。
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2)体外受精の採卵時の感染症に、もし治らなかったら手術と言われています。子宮内膜症で過去にチョコレートのう腫を手術したことがあります。
下腹部の感染症に熱があるかどうか聞く
扶正去邪でロシアのもの。1日2回1日4粒、できれば1日3回6粒。
卵巣の腫れ、むくみ、炎症に
可能ならば「ニッキと茯苓の配合の傷寒論の漢方薬」と「5つの花の生薬の清熱解毒の漢方薬」を一緒に使う。
血流の改善と炎症のコントロールに、
「ニッキと茯苓の配合の傷寒論の漢方薬」と「5つの花の生薬の清熱解毒の漢方薬」は下腹部の炎症によい。
落ち着いたら婦宝当帰膠
<2012年4月9日 福寿草>
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2016年6月18日追記
新たに「体外受精。採卵時の感染症による卵巣の腫れ漢方対策」として書き直しました。