おはようございます。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
昨日、嬉しいことがありました。
平成27年から通っていらっしゃったお客さまご夫妻がちょうどお昼頃に来店されまして、開口一番に二人で目を見合わせて「自然妊娠しました!」と嬉しいお言葉でした。
ご主人様の精子数が少なくて人工授精も体外受精もできるレベルではなかったので、顕微授精の体外受精をされていたのですが、5回失敗していたところでした。
ところが、婦人科の先生からも「自然妊娠はできません」と言われていたのに、奇跡の自然妊娠でしたから嬉しいことでした。
ご主人様は当店から男性不妊の漢方2種類をずっと愛用していました。
やっぱり男性用の漢方薬も根気よくお続けになっていたこと。
奥様も体調を整える漢方で夫婦ふたりで身体づくりをしていったことが、顕微授精でしか妊娠できない状態からの奇跡の自然妊娠につながったと思います。
クリニックや病院などあちこち転院されて長年苦労されたお客さま夫妻ですから、奥様も料理のことを研究されました。
男性不妊に良いような精子にはビタミンD3が良いとネットで調べたそうです。
なるほど、先日のあさイチでもビタミンD3が日本人は不足していて、とくに若い女性の日焼け防止でお日様に当たらないことが原因としていました。
冬は山形など日照不足にもなりやすいので、日光に当たらないときには食事でも気をつけていきたいものですね。
中医学の腎は骨をつかさどり、骨は脳に髄海となり、また精血同源で血(けつ)にもなります。
精子や卵子にも腎は骨、精血で関係あるとすると、補腎とビタミンD3は深い繋がりがありそうですね。
女子栄養大学栄生理学研究室の上西一弘先生のビタミンDを多く含む食品から紹介させて頂きます。
ビタミンDはカルシウムの吸収を促進し骨を丈夫にして、筋力を高めます。
魚類
イワシ丸干し、サンマ、しらす干し、カレイ、サケ、ブリ
きのこ
干し椎茸、きくらげ
ビタミンDを上手にとる工夫
(1)魚を食べよう
ビタミンDは、野菜や穀物豆、イモ類にはほとんど含まれていません。
多く含まれているのは、魚類やきのこ類です。
とくに魚はカルシウムも多いので、骨の健康のために、おすすめの食品です。
骨のためにカルシウムをたくさんとっても、ビタミンDが足りなければ十分吸収されません。
ビタミンDは、カルシウムの吸収率を高め、尿中へのカルシウム排泄を減らします。
(2)しいたけは日光にあてよう
しいたけは、紫外線にあたるとビタミンDが増えます。
しいたけを食べるときは、使う前に天日で干すとよいでしょう。
干ししいたけでも、利用前に、もういちど日光にあてると、よりビタミンDが増えます。
(3)カルシウムと一緒にとろう
骨のためにカルシウムをたくさんとっても、ビタミンDが足りなければ十分に吸収されません。
ビタミンDはカルシウムの吸収を高め、尿中へのカルシウム排泄を減らします。
(4)冬はとくにビタミンD摂取を心がけよう
日光にあたることで皮膚でもビタミンDは作られますが、紫外線の少ない冬はビタミンDが不足しがちになります。
冬は積極的にビタミンDを含んだ食品を食べましょう。
ビタミンDが不足するとカルシウムの吸収が悪くなって骨が弱くなります。
(ただし妊婦さんや妊娠を希望する場合にはサプリ、ビタミン剤などは脂溶性ビタミンですから医師、薬剤師など専門家と各自相談のうえ服用してくださいね)
「男性不妊の漢方|山形仙台で漢方お探しなら土屋薬局にご相談ください。」
「不妊の漢方で妊娠・出産。山形仙台」
「人工授精。男性不妊の漢方」
こちらのリンク先も参考になりましたら、幸いです。
では、よい週末を!