おはようございます。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
台風19号、読者のみなさまは被害などなかったでしょうか?
関東甲信越、東北の太平洋側沿岸部など甚大な被害をもたらし、水害などもだいぶひどかったようですね。
山形県東根市は、天童市もそうですが、台風が来る前に農家のみなさまはラ・フランスなどの収穫を急いだり、台風の備えをしていたので、先週は木曜日からずっと秋の農繁期のような感じで土屋薬局はわりと暇な感じでした。
ちょうどさくらんぼの収穫の6月に似た感じが秋も続いています。
我が家や薬局のほうはお陰様で被害もなく元気にスタッフ一同、今日の2019年10月15日を迎えています。連休明けですね。
さて最近、土屋薬局の子宝相談の様子は、みなさま妊娠されてきています。
先週は、
①体外受精を3回してもダメだった40代のお客様の自然妊娠。今年の2月から漢方、スタンダートな月経周期療法、横浜の譚先生ゆずりの方法で妊娠されたお客様が1名
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②山形県で数回体外受精をするも結果がでず、仙台市の不妊クリニックに通院して「貯卵(ちょらん)」して3個貯めて、いよいよ卵の胚盤胞融解胚移植をされたお客様、AHA(アシステッドハッチング)をして妊娠、HCGもたくさん数値がでました。
でもまだこれからも油断大敵なので慎重に過ごされています。
③卵巣機能が弱っていて卵がなかなか採卵できなかったお客さま、仙台市の不妊クリニックで採卵、そして胚盤胞を戻すもそこで結果がでず陰性。しかし、そこからの生理を待ってから採卵。「すぐ採卵」です。
そこでなんと1個の卵が胚盤胞移植に行き、新鮮胚移植。→なんと妊娠!陽性反応!というドラマチックなお客様
などと妊娠してほぼ土屋薬局も卒業の勢いのお客様が増えてきました。
できれば妊娠中も体作り、流産、早産の防止のためにも漢方を上手にご利用して頂ければ幸いです。
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体外受精や人工授精なども、自然妊娠もそうですが、卵が育つ期間がありまして、大体3ヶ月前から、もっと前の段階からの準備だと半年前からもできるくらいですから、今後、妊娠をご希望のかたの場合には前もって早めの準備が大切です。
よく急に来店されて人工授精をして結果を待っている段階とか、体外受精をする直前にまれにご相談にくる方がいらっしゃいますが、それはあまりお勧めしていません。
まずは「畑づくり」「種づくり」からが大切です。じっくりとです。
山形の秋の日本一の芋煮会も、冬の雪が溶けて畑が顔を出す3月後半くらいから里芋をまず植えるでしょう。
それで春夏と育ち、収穫して、そして秋の芋煮会にでますから、物事はまずは順番があります。
40代の方の子宝の妊活相談でも、結婚が42歳とか41歳で遅めのかたも、結婚を待って不妊治療を始められてうまくいかなくなってから、最後に病院の治療がうまくいかないので漢方薬局の門を叩くケースが全国的に少ないと思います。
その場合でもできれば独身の30代、30代後半からたとえ相手がいなくてもそれぞれのお客様の体質にあう漢方薬がそれぞれありますので、ぜひ体調や生理を整えていってもらいたいです。
過去に土屋薬局で相談されたお客様も独身時代から漢方が好きで飲まれていた方、皮様嚢腫があって漢方を続けたかた、子宮内膜症や子宮腺筋症などの対策をされたかた、みなさま、結婚されてからなんと妊娠出産されています。
早め、早めの段階が大切です。
易経では「時中」を読むですから、「時の本質」をつかむことが大切です。
いま、必要なことを手を打っておくべきです。
たとえば「羊の角が生えたらすぐに切って対処しておく」とか、(これは伸びてから対処しても遅いという意味)、または「霜が降ったら堅氷になることを考えなさい」とかさまざまな教えがあります。
日本昔ばなしでも「枯れ木に花を咲かせましょう」とあるくらいですが、通常は「枯れ木になったら花は咲かない」ので現役世代のかたは早め早めに対策をしてほしいです。
【今週の漢方相談のお知らせ】土屋薬局は、15日火曜日から19日土曜日まで営業。21日の月曜日は営業。20日日曜日と22日火曜日(天皇即位の日)はお休みです。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎は、本日15日から19日土曜日まで勤務します。
薬剤師、薬膳アドバイサーの土屋幸先生は、17日木曜日は公休を頂戴します。
では、今週も土屋薬局をよろしくお願い致します。