昨日、2022年5月29日日曜日、オンラインで第25回学術シンポジウム「中医不妊症専門講座開講20周年によせて」を薬剤師の妻と一緒に受講しました。
思えば、わたしも初年度から参加させていただきましたのでもう20年になるのかあという思いです。
東京銀座の現地開催とオンラインのどちらかを選べました。
本当は銀座まで行きたかったのですが、息子がまだ小さいので我慢をしました。
12時半から17時までのzoom開催。
プログラムの内容は、
第一部「IVF高齢不妊における加減亀鹿二仙膏に臨床報告~腎虚精気不足型のターゲットメタボロミクス研究~」山東中医薬大学附属病院 中西医結合生殖・遺伝センター 主任医師 孫振高教授
第二部「中医漢方を用いたARTに対する漢方療法の効果検証」神奈川中医薬研究会・ウイメンズ漢方 住吉忍先生
「最新の生殖補助医療~不妊治療保険適用から~」
矢内原ウイメンズクリニック院長 黄木詩麗先生
第三部「学んで伝える周期調節法 周期調節法の生い立ちから実践まで」
最新の体外受精に保険適応がはいって年齢層がどう変わったのか、体外受精のときに漢方を併用するとどうか、補腎の商品にこと、また最後の討論会などの先生方の症例発表などはとても参考になりました。
さっくり言うと、保険適応となった体外受精によって、年齢層がいままでよりも若くなり、そして保険適応の体外受精は標準医療を守る側面があるので、胚盤胞や卵子回収率のことなども変わってきたようです。自費でやるか保険でやるかの診療の違いなどもうまれてきているようです。
症例発表での方剤の組み合わせ、意図などはわたしも思うこととと一致していましたので、なお土屋薬局でいま現在に妊活で漢方で体質改善、また妊娠出産を狙っているかたはどうぞご安心ください。
妻にもいろいろと一緒にWEBを視聴しながらその処方の意図、解析を伝えておきました。
漢方薬局での子宝相談では反復の体外受精失敗における漢方での妊娠の確率、出産の確率をあげる相談が増えているのではないかなど参考になりました。
ちょうど今日の午前中に来店されたお客様、仙台出身だそうです。
漢方薬は、婦宝当帰膠、紫煌珠(プラセンタ製剤)、マカ(土屋薬局オリジナル)を服用していて3周期目、調子がいいです。
言いたいことはちょうど欅の話になって、東根市の市役所の欅が見事だった話から仙台の定禅寺通り、青葉通のケヤキ並木を思い出します。藤崎にもケヤキカフェがあってっスプーンはスコップ型ですし、いいですね。。と仙台に話が飛んでいったのですが、お友達が仙台にいて土屋薬局の名前を知っていて「近くにあっていいね」と言われたそうです。
お褒めのお言葉恐縮です。
そのようなわけで日曜日に久しぶりに中医学漬けになったので、お客様たちへの漢方相談会にも活かしていきたいです。
薬剤師、不妊カウンセング学会員、不妊カウンセラー 土屋幸太郎
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補足です。
補腎とは卵巣機能を上げる、AMHを上げる、FSHを下げる、卵子の質を良くするようなそんな生殖系、ホルモン系のイメージです。
女子は7の倍数で体が変化するとされています。
7×2=14歳 初潮
7×4=28歳 人生のピーク
7×5=35歳 そろそろ生理が弱くなってくるころ
7×6=42歳 妊娠できる人が少なくなってくる年齢
7×7=49歳 閉経が始まってくるころ
このように黄帝内経素問では深淵な世界が広がっています。
わたし、土屋幸太郎は53歳。
48歳~56歳のエリアで老化との戦いです。
なるべく元気で家族のために、スタッフのために、地域のために、そして頼ってくるお客様のために精一杯努力していきたいです。
では、今週もどうぞよろしくお願い致します。
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補足2です。
最近は亀やスッポンの甲羅の漢方とかブーム的な側面もありますが、中医周期療法では「柱」になるものがあって、それは「当帰」と「プラセンタ(紫荷車)胎盤エキス製剤」「マカ」などです。
今回の仙台にお友達がいらっしゃるお客様にもその原理原則どおりに婦宝当帰膠、紫煌珠(これはプラセンタ製剤)、マカとお勧めしています。
効果のある方法は時代がかわっても有効です。
この方法は日本にいた著名な中医師の先生、叢法滋(そうほうじ)先生も実際に処方していた内容とほぼ一致しています。
それに生理期と排卵期に冠元顆粒のような丹参製剤を併用したりするとより月経周期療法らしいですね。
月経期と排卵期は陰陽の転換の時期なので気血が活発に巡るようにすると妊娠までの道もスムーズになりやすいです。