昨日の令和4年9月7日水曜日に山形済生病院薬剤部の薬薬連携「なでしこの会」のがん領域の研修会がありました。
当店、土屋薬局はウエブで参加しました。
以前は、山形市北部の沖町まで車で東根から1時間以上前に出発して緊張して部屋にはいって研修を受けていたので、コロナ禍になってからウエブで研修できて仕事にも穴を空けないのでいい時代になったなあと思います。
学んだことを、一部だけメモ書きしましたので箇条書きに。
自分用のメモとして。
子育てしながらの研修なので、息子が泣いたり、端末をバンバンと叩いたりと、悪条件かもしれませんが家族で、薬剤師の夫婦として研修しています。
○抗がん剤 下痢を起こしやすい
イリノテカン→抗コリン作動性早発性下痢
遅発性下痢(腸管粘膜障害性)
EGR阻害剤による分泌姓下痢
免疫関連の下痢‥免疫チェックポイント阻害薬による
○皮膚障害‥手足症候群
カペシタピン、ソラフェニブ
ヒルドイドソフトで予防が大切です。
1日2~3回は塗る。
多いほどよい。
○ざ瘡様皮疹
トレーシングレポートは詳細な状況が知りたい。
たとえば、下痢が何日間続いたか。
その詳しい保険薬局からのトレーシングレポートの薬薬連携により、より患者さんのためになる治療となるでしょう。
土屋薬局でも済生病院からのオシメルチニブ、商品名はタグリッソの患者さんがいらっしゃいますので、その皮膚障害に皮膚の荒れ、手足の荒れにヒルドイドやステロイドでの処方があり、服薬指導をしていますので、より身近に感じた研修会でした。
今後とも地域の患者さんのために役立つように薬剤師として勉強を進めていきたいです。