【土屋幸太郎の中医学教室・取材されました】 「目を守る漢方養生」
目を守る漢方養生 土屋薬局(東根市)土屋幸太郎さん 東根市の土屋薬局(神町中央1-10-7)代表・土屋太郎さんが、薬剤師の視点で「健康」についてアドバイスする講話「中医学教室」を昨年からリンクむらやま(村山市)で開いている。
これまで、妊娠力向上の身体づくりや、痛みの養生法、冷えとり養生のすすめなどをテーマに実施し、症状や季節に合わせた義生、薬膳レシピを紹介している。 第5回目となった5月19日は「目を守る漢方養生」と題して開き、ドライアイ、まぶたの痙攣、疲れ目、かすみ目などを緩和する養生について語った。
現代社会はアレルギーの増加や、スマホ・パソコンによって目は常に過酷な環境にあると指摘。
中医学は目の不調に対して「血を貯蔵し、 気を巡らせ軽える肝が重要」とし、目の健康を保つには栄養やエネルギーをしっかり目に届けることが大切と語った。
この日は症状別の対策や、食の養生として "身体を温め肝腎を養う食品を紹介し、クコを使った「かぶの梅クコ和え」などの薬膳料理を参加者が試食した。
土屋さんは「目はこころの窓。身体の不調は目に現れることもある。薬膳、養生は日々の生活にすぐに取り入れられるので試してみてほしい」と語った。
【次回開催】「第6回夏養生でこころ元気に」
7月28日(日)リンクむらやまで午後1時30分から。
無料・定員15人。
参加希望の方は0237(48)2550(同薬局)
令和6年6月9日発行サンデータイムズより