ブログ版土屋薬局 中国漢方通信

土屋薬局ブログ。薬剤師・不妊カウンセラーの土屋幸太郎がお届けします。私自身、不妊体験を経て、漢方療法の力で子供に恵まれました。その経験を活かし、皆さんに健康で幸せな家庭を築くお手伝いをしたいと思っています。薬局には女性薬剤師も在籍し、気軽にご相談いただけます。健康に関するお悩み、不妊治療、妊活相談、痛みやしびれに関する漢方相談など、お気軽にご連絡ください。お問い合わせやご予約は☎️ 0237470033までお願いします。一緒に幸せな未来を築きましょう。

女性のための漢方レッスン(8) ゲストトーク、第7回の後半の内容

女性のための漢方レッスンのシリーズ8話目です。

今回で最終回です。

長い間、お付き合いありがとうございました。

では、最終回の始まり、始まり。

ゲストトーク、第7回の後半の内容です。

女性のための漢方レッスン

(主催者の許可を得て撮影しております)

本橋先生(東京女子医大精神科医

中医学での心(しん)は、心臓と精神の両面がある。

ならば血液サラサラにする冠元顆粒を服用していけば、冠元顆粒狭心症などの循環器に効き目がある処方なので、心(しん)の両面である「精神」にも効き目があるのではないかと考えた。

そこで、今、私は冠元顆粒を使っての研究をしている。

具体的に言えば、認知症の人に冠元顆粒を飲んでもらい「どのような効き目がでるか?」を調査している。

認知症では、精神症状が重い場合には、西洋薬を使うが副作用も重い。

茨城の病院で50人の老人に冠元顆粒を服用してもらった。

○短期記憶障害に冠元顆粒が効いた。

(記憶には、短期と長期があり、たとえば幼い頃の思い出は「長期」で、

最近のことは「短期」になります)

○不安感、パニックにも効いた。

○イライラや暴力傾向にも冠元顆粒は効いた。

お年よりは、肝臓や腎臓などの薬を代謝する臓器が弱っていて、より副作用が出やすいが、冠元顆粒は副作用が無かったのが良かった。

今、博多の病院でラットに迷路の実験をしている。

具体的には、記憶を喪失させた「痴呆ラット」を迷路を走らせるのだが、冠元顆粒はラットにも効き目がある。

女性のための漢方レッスン

(主催者の許可を得て撮影しています)

本橋先生

女医として思うには、女性の悩みは3つある。

1)冷え性

2)便秘

3)肌荒れ

冷え性は、いろいろな病気の基礎的、ベースになってくる。

花粉症も、冷え性が原因だ。

夏でも体を冷房や冷たい飲み物などで冷やし、秋冬でもスカートを履いて、大事な下半身を冷やす女性が多い。

氷(コオリ)やアイスクリームは体を冷やす。

中国人は体を冷やさない。

夏でも白湯(ぬるま湯)やお茶を飲んでいる。

体やお腹を冷やさないという文化が根付いている。

(著者注:香港は、夏でもクーラーガンガンでミニスカートで体を冷やしまくりだそうです。

香港在住の方から、メールもらいました。香港は状況が違うようです)

生理中には、体を冷やすようなファッションはしない。

私自身は、中国で暮らしてみて嬉しかったことは、冷え性が治ったことである。(*^_^*)(*^_^*)(*^_^*)

(著者注:本橋先生、満面の笑顔)

日本にいるときは冷え性だった私が、ファッションや冷たい飲食物を避けるなどの生活習慣を改めたら、手足の冷えもすっかりと治った。(*^_^*)

患者さんの手を握ると、「あ、先生は手が温かいですね」と誉められるのがまた嬉しい。

陳先生

ダイエットの話

楊貴妃(ようきひ)は太っていた。

魅力的な美人だった。

(「女性のための漢方レッスン(5)…楊貴妃の美容法」もご覧になってください)

太っていても、「健康的」であることが大切。

ただ体重を落としてもダメ。

体調を良くしながら、ダイエットをする。

三爽茶など効果的ですよ。(*^_^*)

(著者注:陳先生も笑顔)

本橋先生

月に一度、私は医師ですが漢方薬局でも相談しています。

薬局では、病院のように「はは~先生、お任せします」という医師と患者さんの関係ではなくて、お客さん自身がよく漢方や健康について勉強しているので「セルフケア」というか、相談していて楽しい。

陳先生

日本漢方と中医学の違い

簡単に言えば、中華料理の味の違い。

病院の漢方

→西洋医学的な使い方は、薬が漢方であっても理想的な効き目とはならない。

美香さん

漢方と出会ってから、モチベーションが上がった。

肌など体調不良が写真にでるので、健康を守る漢方は有難い。

ファンになりました。

以上で閉会となりました。

長いシリーズでしたが、ご精読ありがとうございました。

少しでも何か参考になりましたら、嬉しいです。

今後とも「ココログ版土屋薬局 中国漢方通信」を

よろしくお願い致します。

追記です。(05/10/25)

最近、お客様との漢方相談で「ふわふわしためまい」を訴える方が多いです。

ふと、その都度この「女性のための漢方レッスン」で中島たい子先生が喋られたことを思い出します。

「初めて漢方相談をしたときに、ふわふわしためまい、この言葉が普通の病院では通じなかったのに、漢方医はきちんと「はい、ふわふわしためまいね」とカルテに書き込んでくれたことがとっても嬉しかったです」

ということです。

中島先生には、すごく新鮮で驚きだったそうで、

この「ふわふわしためまい」の感覚も捕らえてくれる漢方が一気に好きになった、

と言われていました。(05/10/25追記)

六本木ヒルズには、当店でも流れているJ・WAVEがあり、その隣はテレビ朝日でした。

六本木ヒルズには、当店でも流れているJ・WAVEがあり、その隣はテレビ朝日でした。

東京の青空も実にきれいで、六本木は良いところでした。

東京の青空も実にきれいで、六本木は良いところでした。