<2006年6月25日撮影 飯豊連邦 「温身平(ぬくみだいら)」>
昨日に山形県の小国(おぐに)のほうから、
飯豊山(いいでさん)に行きました。
温泉も経由しながらですが、
途中少し山も登りまして、
「温身平(ぬくみだいら)」というブナ林にも行ってきました。
飯豊連邦の烏帽子岳(からすぼうしだけ)が残雪を抱きながら、
空に美しく輝いています。
ブナ林では、風や虫の音、
また6月の新緑のシャワーで、
心も体も爽快に洗われるようでした。
こうして人は、地上の喧騒を離れ、
安らぎを目指して山に来るのかと
思いました。
機会がありましたら、また訪れてみたいです。
今日から月曜日、また仕事の始まりですね。
どうぞ元気でお仕事や生活をしてください。
西日本では雨も続いているようです。
どうぞご自愛くださいませ。
…
上記の文章は、今日一日のメールの締め言葉です。
「画像を載せるとこうなる」ということで、
気軽にこのコラムを作っています。
そういえば、昔、私は日本中医薬研究会で、
高度情報委員会というホームページを作成する部門にいました。
そのときに、全然パソコンが分かりませんでしたので、
自分でも勉強してみようとのことで、
ホームページビルダーを購入して、
ホームページを自力で立ち上げました。
ですから、今でも自分がその環境にいたことに感謝しています。
(たとえば、「PCって何のことですか?」と
質問していて、会議の戦力にならなかったのです)
さて、その高度情報委員会には、
私と同じ出身大学の星薬科大学のOBの先生がいました。
顔は殿下に似ていまして、
趣味も「山歩き」でした。
ハンドルネームは、「山が好き」(笑)。
その先生は、お子様がめでたくお生まれになった後に、
経営されていたY市の薬局を他の人に譲り、
故郷のN県へ引越ししてしまいました。
今は漢方の仕事ではなくて、
普通の調剤薬局で勤務だと思います(多分)。
何かの会議でたまたま一緒の場にいたのですが、
最後に「山が好き」先生が私のところにやって来て、
握手をしてくれて「しばらくは漢方を離れて実家に帰る」ということを
握手しながら話してくれたことは今でも覚えています。
ときどき、何をしているかな、また会いたいなと思います。
「山が好きな話」でした。
この山は、「烏帽子岳(からすぼうしだけ)」
ああ、山が私を呼んでいます。
この山の向こうには、新潟県の新発田(しばた)や
福島県の喜多方(きたかた)地方です。
人は下界の騒音を離れ、山を目指して癒されるのです。