薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
土屋薬局では不妊症の漢方相談、子宝の相談が多いです。
病院での不妊治療がうまくいかないことで西洋医学一辺倒から東洋医学、漢方パワーを期待されるお客さまが増えてきました。
昨日の夕方に、夫婦で来店されましたお客様がいました。
2週間前に舌に白い苔がビッシリと付着していましたので、「苔抜きの処方」を服用してもらったところ、約2週間でその後舌ベロの苔はきれいにとれて、スッキリした状態で体外受精をされました。
過去、5回体外受精をして、なかなかうまくいかないとのことでしたが、昨日は6回目で漢方も併用してでしたが、13個卵が採れて、12個受精したそうです。
素晴らしいですね。
そのうちの3番目に良い卵を戻して、明後日には胚盤胞まで培養したものを、もう一つ戻すそうです。
東北でも有数の施設ですから、きっとうまくいくであろうと喜んでいるところです。
最近は、「周期療法における活血化淤(かっけつかお)の応用」や「卵巣予備能~活血化淤」などで、私自身も活血化淤(かっけつかお)の方法がとても好きなのですが(効き目がいいから)、同時に邪気(じゃき)の一つである「痰湿(たんしつ)」の老廃物を体から追い出すことも大切だと思っている今日この頃です。
ちょうど8月後半は、山形も蒸し暑かったので、お客様たちは「舌の苔が白く厚くなる」かたが多かったです。
苔抜きの方法をしていくと、2週間くらいで舌の苔がきれいになり、体もサッパリしていきます。
良い卵がとれにくいときには、体の淤血(おけつ)や痰湿(たんしつ)といった老廃物の除去なども補腎(ほじん)や補血(ほけつ)といった補う方法とともに有効です。
なお夫婦で来店されたお客様の場合には、舌が前回よりも赤かったので、「口渇はありますか?」「のぼせますか?」「寝汗をかきますか?」とひたすら聞いて、「ホルモン剤の使いすぎかもしれませんね」という結論になろうとしたときに、「さっき、あっついラーメン食べてきたっけ」ということで、なるほどと思った次第です(笑)。
<2006年9月10日撮影 松本城 北アルプスを背景に>
信州は、山がいっぱい見えるし、水もおいしいし、人柄がおっとりとしているので好きな地域です。
今回は、浅間温泉と美ヶ原温泉の旅でした。
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