…「最近の嬉しい話」から再掲載させて頂きます。このコラムは3つのエピソードがありましたので、それぞれ最近書き直しました。
<漢方体験する前です>
排卵誘発剤のクロミッドが効かない。
それならばと注射の排卵誘発で、OHSS、卵巣過剰刺激症候群気味になり、過剰な反応を示してしまいます。
その結果、病院の先生からは体外受精を勧められています。
舌は、色が薄いです。
苔は、白くて厚いです。
胃もたれ、少し便秘気味。
平成19年8月からの相談で、1ヵ月後の9月の舌ベロがまだ白い苔が厚みのある状態でした。
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<漢方体験後です>
更に胃腸を丈夫にして、痰湿(たんしつ)を減らす漢方を追加で、合計4種類の服用になりました。
今朝、先ほどの状態では、すごく舌ベロがきれいになられていまして、お客様ご自身もかなりビックリされて喜ばれていました。
白くて厚い苔が減っていて健康な人と同じ状態です。
今後、PCOS、多嚢胞性卵巣症候群のほうも確実に、良い方向に向かっていくと思います。
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<漢方アドバイス>
PCOS、多嚢胞性卵巣症候群の場合には「銀の鈴」状態です。
せっかくのいい卵があるのですがガラスの箱から抜けられることができません。
卵巣の膜が厚い状態を中国漢方では「淤血(おけつ)」「痰湿(たんしつ)」と呼び、これらが多嚢胞性卵巣症候群の原因だと認識しています。
おもに
淤血(おけつ)→活血化淤(かっけつかお)
痰湿(たんしつ)→化痰(かたん)
と最初はこれらの邪魔な汚れた感じのものを解消しつつ、脾胃の胃腸や腎(じん)の生殖器系などの根本的な体質を改善していき、妊娠を目指していきます。
このお客様の場合には、舌ベロが健康のバロメーターで苔が多かったですので痰湿(たんしつ)タイプと判断しました。
化痰して体のネバネバしたものをサッパリさせる。
同時に胃腸を強化して「痰の源」から体質改善をしていきます。
山形県のお客様でPCOS、多嚢胞性卵巣症候群に悩まれている場合にはぜひ土屋薬局までご来店のうえ、漢方相談をお寄せください。