昨夜は仕事が終わってから、
月に一度のテレビお茶の間勉強会でした。
8月は東京八重洲で「周期療法における活血化淤の応用」のスクリーニングでしたから、久しぶりの勉強会になります。
各自 家にあるテレビをネットにつないでテレビ電話にして、
ギンガネット上で東京や九州、静岡、栃木、山形などを結んで、
在宅で勉強できて、意見を双方向性で発言できるという
新しいスタイルの勉強会です。
発表する先生方は、毎月自分のお店の症例を持ち寄り、
中医師の先生がテューターとなって、
お互いに基礎体温表を見たりして、
自由に発言していきます。
さて、昨夜の午後8時~9時半までの
仕事が終わったあとに、なお根性でがんばった勉強会の
私のメモを、このココログに整頓します。
(テレビカメラに自分の姿が映るので、
居眠りできないんです)
メモ
A)BBT↑ 基礎体温高め(全般的にやや高め)
原因として考えられることは
1)睡眠不足(12時に寝て起床6時では睡眠が足りない)
2)陰虚(いんきょ)傾向 (ホルモン治療の影響)
3)肝欝(かんうつ、ストレス)
寒がりで冷え性のタイプの人で、基礎体温が高めの場合には、
肝欝(かんうつ)で気が詰まって化熱(かねつ)しているから、
基礎体温が高めになるのであろう。
…
B)水蛭製剤(すいてつせいざい)は、低温期などに使う。
卵管の通過性が良くなる。
…
c)ピクノジェノール製剤
温経散寒止痛(うんけいさんかんしつう)
寒(かん)が強いときに効果的。
肉桂(シナモン)も配合されているから。
…
D)ホルモン使用について…卵巣刺激法 排卵誘発剤
1)内服剤(弱)→脳を介して卵巣を刺激する。
セキソビッド(ジクロフェニール)─作用 弱。副作用 少。
クロミッド(セロフェン)─作用 強。抗E2も強。
(内膜、頸管粘液に影響)
中医学的アプローチ→養血滋陰理気活血(ようけつじいんりきかっけつ)
2)注射剤(強)→脳を介せずに卵巣を刺激する。(直接に卵巣に反応する)
FSHのみ─フェルチノーム
FSHとして─ヒュメゴン、パーゴナルなど
(多胎、過剰刺激症候群)
中医学的アプローチ→益気養陰化淤利湿(えっきよういんかおりしつ)
<2006年9月10日撮影 浅間温泉街から北アルプス展望>
<さすが伝統のある温泉街です。蔵の風景がきれいです>