ブログ版土屋薬局 中国漢方通信

土屋薬局ブログ。薬剤師・不妊カウンセラーの土屋幸太郎がお届けします。私自身、不妊体験を経て、漢方療法の力で子供に恵まれました。その経験を活かし、皆さんに健康で幸せな家庭を築くお手伝いをしたいと思っています。薬局には女性薬剤師も在籍し、気軽にご相談いただけます。健康に関するお悩み、不妊治療、妊活相談、痛みやしびれに関する漢方相談など、お気軽にご連絡ください。お問い合わせやご予約は☎️ 0237470033までお願いします。一緒に幸せな未来を築きましょう。

日本中医薬研究会 第10回全国大会に行ってきました。

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<2006年9月17日 ウェスティン都ホテル京都

おはようございます。

土屋です。

昨日に、伊丹から帰ってきました。

お陰様で、台風も進路を変えて、

伊丹から飛行機も飛びました。

余談ですが、私の住む町は、

戦争中に海軍が飛行場を建設しまして、

その後に進駐軍がやって来ましたので、

「山形飛行場」と「陸上自衛隊第六師団」もあるという

歴史のあるところです。

飛行場には、我が家から車で10分以内で行けますから

「空路」は便利がいいです。

さて余談ですみません。

まず速報なのですが、

やはり全国大会ですので、各地の漢方の先生とお会いできたり、

日本全国の中医師の先生たちとお会いできて、

情報交換や勉強を出来たので、とても良い機会だったと思います。

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<壇上の偉い先生方>

懇親会では、中医師の先生たちの「家庭での中医学の普及」のことや、東西薬局代表 猪越恭也先生の熱い気持ちをお聞きできまして、とても良かったな~と思っています。

「40を過ぎたら補腎(ほじん)」で、「老化防止」。

このような、中医学の伝統的養生法の普及、また自分自身の実践で私は、もっと若返るという目標を立てて今後ともがんばりたいです。

中国や韓国では、「40を過ぎたら補腎(ほじん)」の概念が世間に普及していて、六味丸(ろくみがん)や杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)を自分から積極的に服用する人が多いそうです。

さすが、「宮廷女官 チャングムの誓い」の国です。

血液をサラサラにして老化を防止する「冠心Ⅱ号方」の話も面白かったですし、為になることばかりでした。

最後は、わらじ医者の早川一光先生をご紹介しましょう。

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<先生は型破りです。喋りながら遠くへ行ってしまいました>

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早川先生は、82歳でありながらエネルギッシュで、

情熱をもってお話され、そして歌いしました。

京都の「わらじ医者」といえば早川一光先生。

「困っている人にこそ最高の医療を」の信念で、

西陣の町を路地から路地へ、半世紀にわたって往診し続けました。

私の講演内容を聞いた簡単なメモ書きを。

人間ボケ→人への関心の薄れ。

人間としての感性が大切。

→人の苦しみを見て、何も思わないような人にならないでください。

悲しいことは忘れていく。

嬉しいことや楽しいことは忘れないで。

物忘れはあって当たり前。

ボケない方法は、感性豊か。

歌で感動すること。

感動することが大切→脳の血管が広がる。

「美しいものを見て、美しい」→「色気」

「気の毒な人を見て、気の毒」→「色気」

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とってもかわいらしい奥様。

夫婦講演は、私も聞くのは初めてです。

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最後は、「ふるさと」の歌を手話で歌いました。

あまり多くのことは伝えられませんが、

私はとても感激しました。

京のわらじ医者。

そして、わらじ医者を支えた奥様。

熱いハートに医療の原点を見た思いでした。