<2006年9月17日 ウェスティン都ホテル京都>
おはようございます。
土屋です。
昨日に、伊丹から帰ってきました。
お陰様で、台風も進路を変えて、
伊丹から飛行機も飛びました。
余談ですが、私の住む町は、
戦争中に海軍が飛行場を建設しまして、
その後に進駐軍がやって来ましたので、
「山形飛行場」と「陸上自衛隊第六師団」もあるという
歴史のあるところです。
飛行場には、我が家から車で10分以内で行けますから
「空路」は便利がいいです。
さて余談ですみません。
まず速報なのですが、
やはり全国大会ですので、各地の漢方の先生とお会いできたり、
日本全国の中医師の先生たちとお会いできて、
情報交換や勉強を出来たので、とても良い機会だったと思います。
<壇上の偉い先生方>
懇親会では、中医師の先生たちの「家庭での中医学の普及」のことや、東西薬局代表 猪越恭也先生の熱い気持ちをお聞きできまして、とても良かったな~と思っています。
「40を過ぎたら補腎(ほじん)」で、「老化防止」。
このような、中医学の伝統的養生法の普及、また自分自身の実践で私は、もっと若返るという目標を立てて今後ともがんばりたいです。
中国や韓国では、「40を過ぎたら補腎(ほじん)」の概念が世間に普及していて、六味丸(ろくみがん)や杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)を自分から積極的に服用する人が多いそうです。
さすが、「宮廷女官 チャングムの誓い」の国です。
血液をサラサラにして老化を防止する「冠心Ⅱ号方」の話も面白かったですし、為になることばかりでした。
最後は、わらじ医者の早川一光先生をご紹介しましょう。
<先生は型破りです。喋りながら遠くへ行ってしまいました>
早川先生は、82歳でありながらエネルギッシュで、
情熱をもってお話され、そして歌いしました。
京都の「わらじ医者」といえば早川一光先生。
「困っている人にこそ最高の医療を」の信念で、
西陣の町を路地から路地へ、半世紀にわたって往診し続けました。
私の講演内容を聞いた簡単なメモ書きを。
人間ボケ→人への関心の薄れ。
人間としての感性が大切。
→人の苦しみを見て、何も思わないような人にならないでください。
悲しいことは忘れていく。
嬉しいことや楽しいことは忘れないで。
物忘れはあって当たり前。
ボケない方法は、感性豊か。
↓
歌で感動すること。
感動することが大切→脳の血管が広がる。
「美しいものを見て、美しい」→「色気」
「気の毒な人を見て、気の毒」→「色気」
とってもかわいらしい奥様。
夫婦講演は、私も聞くのは初めてです。
最後は、「ふるさと」の歌を手話で歌いました。
あまり多くのことは伝えられませんが、
私はとても感激しました。
京のわらじ医者。
そして、わらじ医者を支えた奥様。
熱いハートに医療の原点を見た思いでした。