おはようございます。
土屋です。
朝の7時過ぎから、勤務しております。
留守中、優秀なスタッフのお陰で、メールのほうも丁寧に応対していたようです。
不在中の新規のかたの漢方相談や、メール相談などは順を追って早急に返信していきたいです。
1週間前と同じ通常どおりの勤務で、午前中に来店した婦宝当帰膠を服用しているお客様には、「武漢(ぶかん)」の土産話などをして、喜んでもらいました(きっと喜んでいるはず)。
婦宝当帰膠の本社訪問の写真なども、順次掲載していく予定です。
昨日の夜は、おとうと(妹の主人)と一緒にご飯を食べましたが、彼はさすが私の高校の後輩だけあって、知識が豊富でした。
「武漢」の話などをしていると、長江や武漢などは「三国志」の舞台になったことなどを教えてくれました。
長江や大きい湖などが、戦争で地理的な要所だったようです。
躍動している曹操などが、目に浮かぶ思いでした。
私も武漢滞在中に、「三国志や漢詩の世界みたい」と雰囲気を察していましたので、その余韻を今も引きずっています。
私は、これから「武漢ファン」で「長江ファン」で行きたいです。
「兄さん、僕も武漢に行きたいですよ~」
と言わせました(笑)。
漢方相談のほうでは、午前中来店されたお客様は、婦宝当帰膠や開気丸、星火健胃錠などを服用しているのですが、武漢の話として「開気丸は素晴らしい」と伝えておきました。
湖北中医医院での臨床研修で、20代の女性の患者さんが、卵巣や婦人科系も 大腸などの消化器系も異常が無いが、下腹部痛が続いているとのことでした。
(言葉は分からなくても、処方内容や問診表などを見ていたり、り先生と患者さんの話し合いや表情を見ていれば、大体の相談内容が分かります)
り先生の処方内容は、「開気丸(かいきがん)」のような処方でした。
「開気丸」は腹部の痛みなどの「気の詰まり」には、中医学の王道でスタンダートな処方です。
すなわち「通じざればすなわち痛む」ですから、「気の詰まり」を解消すれば、腹部の不快感は解消するはずです。
「開気丸(かいきがん)」は、中国では「舒肝丸(そかんがん)」とも言われ、全身の「気」の流れをスムーズにするコントローラーである「肝臓」の気の流れを整えていきます。
「肝の病、脾に及ぶことを知る」という鉄則もあり、原因不明の腹部の痛みは、「肝臓の気の鬱結」つまり「肝気鬱結(かんきうっけつ)」を解消することが有効です。
第一処方は、開気丸など選択しやすいです。
わたし、これからも胸を張って、自信をもって、「王道中医学」を勧めていこうと思います。
<長江の朝焼け>