土屋薬局ブログ|子宝漢方、痛みしびれ、気になる不調

土屋薬局ブログ。薬剤師・不妊カウンセラーの土屋幸太郎がお届けします。私自身、不妊体験を経て、漢方療法の力で子供に恵まれました。その経験を活かし、皆さんに健康で幸せな家庭を築くお手伝いをしたいと思っています。薬局には女性薬剤師も在籍し、気軽にご相談いただけます。健康に関するお悩み、不妊治療、妊活相談、痛みやしびれに関する漢方相談など、お気軽にご連絡ください。お問い合わせやご予約は☎️ 0237470033までお願いします。一緒に幸せな未来を築きましょう。

田植え

不妊学会の後に、山梨県清里で友人家族と一緒に連れたって、

「田植え」という貴重な体験をしましたので、ここに紹介します。

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<途中、中央道SAから眺めた富士山>

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「米どころ山形県」に住んでいるのに、もうすぐ大台の歳になろうとしているのに、

この歳で初めて田植えの体験をすることになりました。

しかも山形県で田植えをするのではなくて、山梨県ですから、

同じ「山」が付く共通項はあるとは言え、自分の行動範囲にも感心してしまいます。(笑)

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この日は、天候が悪く、台風も近づいているという情報だったのに、

さすが、友人のお子様が「晴れ男」だけあって、カラッと晴天となりました。

まさに絶好の「田植え日和」です!

苗は、3本くらいを指で掴みます。

私の理解するところによると、まるで麻雀をするときのように、

「ツモ!」と牌を雀卓に打ち付けるように、

田んぼにきちんと深く苗を植えます。

阿佐田徹也か桜井章一かといったところですが、

はい、今から田植えをしますよ。

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ラインを引くように、両端を棒にひもをくくり付けて、

参加者全員が横一列に並び、15cm間隔で苗を植えていきます。

けっこう楽しくなってくるのですが、昔の機械が無い時代には、

家族総出、子どもも総出の大労働であったことでしょう。

「さなぶり」で湯治に行きたくなってしまいます。

東北には「さなぶり荘」なとどいった、田植えから来る名前の温泉宿があるくらいです。

岩手県台温泉にあります)

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田んぼの残り半分は、トラクターを使いました。

機械は凄いです。

あっという間に、しかも手植えよりもきれいに等間隔で、

田をならしながら植えられていきます。

不妊学会やカウンセラー養成講座などで、「着床」とか「着床障害」と

いった言葉をよく耳にしますが、まさに日本の伝統文化、農耕文化に基づく

医療専門用語だと肌身を通して実感しました。

お日様が照って、田んぼには充分な水があって、

苗も良い苗で、田んぼを地ならしして、そして苗をきちんと深く植える。

機能性不妊で原因不明で着床障害かもしれません。

などとよく相談を受けたり、お話を聞きますが、

実際のところ、漢方的にたとえると、

「田んぼ(子宮内膜)」「苗(精子)」に置き換えれば、

普段からの「健康な体づくり」「基礎体力づくり」「若さづくり」は

個人の妊孕性のアップに役立つのでは?と思いました。

肌身を通して実感することができました。

PS:清里のこしひかりのおにぎり、美味しかったです!

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