こんにちは!
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
山形は朝は霧がかって車の通行も大変な状況でしたが、天気予報どおりに不思議と晴天となっております。
山形県東根市神町の土屋薬局では日頃から不妊症の子宝の漢方相談が数多く寄せられています。
多くのお客さまに喜んでいただいています。
病院での不妊治療がうまくいかないことで西洋医学一辺倒から東洋医学、不妊症への漢方パワーを期待されるお客さまが増えてきました。
今週の妊娠報告です。
さて先日ハネムーンから帰った翌週に数年ぶりの来店のお客様がいらっしゃいました。
当時、漢方相談では子宝漢方相談をしていまして、本当に懐かしくてお元気で良かったなあと思いました。
今現在はクリニックに凍結保存の卵があって、いつ戻すかどうか思案中だそうです。
採卵はもうしていないので、その凍結した卵に希望が詰まっている感じです。
今現在は、耳鳴りの症状があります。
片方の耳だけですが、気になります。
ここで耳鳴り、とくに不妊治療を受けていて子宝漢方相談をしているような若い女性の方の耳鳴りについて述べていきたいです。
耳鳴りの漢方的な考え方
1)「腎は耳に穴を開ける」→腎は精(せい)を蔵し、精が足りなくなると生理周期が乱れてきたり、卵の数が減ってきたり、FSHが上がってきたりします。
白髪や脱毛、腰痛、足腰がだるい、めまい、虫歯、物忘れなど体全身に老化傾向が現れるときもあります。
男性では、精力減退、性欲減退、精子の問題などでてきやすくなります。
2)肝腎要(かんじんかなめ)の弱り→1)とほぼ同様です。肝(かん)は生理の周期や気の流れをつかさどっていますので、生理の周期にトラブルが出やすいです。
3)肝気鬱結(かんきうっけつ)→肝(かん)は血を蔵して、同時に全身の気の流れも調整しています。
女性は「生理、妊娠、出産、授乳」などで血が足りなくなってくると、気の流れも詰まりやすくなったり、気が不足しがちになります。
また肝の経絡は両耳を通っていますので、耳鳴りなどの耳のトラブルはやはり「肝(かん)」を中心に調整していきます。
3)心熱(しんねつ)、または心血虚(しんけっきょ)、心陰虚(しんいんきょ)
睡眠などのトラブル、睡眠不足も耳鳴りの原因になりやすいです。
その場合には、担当している臓器は「心(しん)」です。
心を調整して、うまく気がまぎれるようにして熟睡をめざして耳鳴りの解消を目指します。
4)肝火上炎(かんかじょうえん)、肝陽上亢(かんようじょうこう)
こちらは男性のイライラなどに多く、血圧も高めだったり、頭痛などしたりします。
キーンという耳鳴りが特徴で高い音が多いです。
ざっと紹介していきましたが、以上のような「証」をみながら、子宝相談における耳鳴りも軽減を目指します。
テーマは「肝(かん)」を中心にしていくとまず方向性は間違いないと思います。
<2010年10月31日 ストラットフォールド・アポン・エイボン アン・ハサウェイの家>
シェークスピアの奥さんの生家が残っていました。
近くには、シェークスピアが眠っている教会もありました。
アン・ハサウェイの家の周囲の景色です。
どちらかというと家を見るよりは、私は緑にいるほうが好きです。
イギリスの風景って素敵ですよね。