親切な漢方相談|土屋薬局ブログ

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膝痛で手術予定のはずが漢方薬で信じられない!!

こんにちは。

師走に入り、寒くなってきたこともあり、痛みやしびれの相談をお受けすることも多くなってきました。

今日は、膝痛に漢方が良かった話を書いていきたいと思います。

Sさんは、3年間、両膝が痛いことが続いています。

68歳の女性のかたです。

整形外科からは鎮痛剤を。

ご自身では膝に良いと言われているグルコサミンの健康食品を愛用していますが、なかなか良くなりません。

正座はできますが、階段を降りることが辛いです。

内科のほうは、高血圧などなくて正常です。

通じも普通で、下痢や便秘などありません。

中医学的、漢方的な考え方…膝の痛みには「腎虚(じんきょ)」が関係している。

膝の痛みは、骨・関節の体の奥深いところの痛みに相当します。

痺証(ひしょう)といって、体の老化が進み腎虚(じんきょ)傾向になってきますと「人は足腰から衰える」と言われていますように、膝や足腰などの痛みが生じやすいのです。

「腎(じん)」は両親から引き継いだ「精」を蔵して、体の成長、発育、老化、死など、私たちの生命現象に深く関わっています。

「腎」がしっかりとしていて充足されていると足腰や体全身も丈夫で若々しく、髪の毛は黒々として活発で病気知らずの人が多いです。

老化傾向が進んだり、これは個人差、日ごろの生活習慣もありますが、「腎虚(じんきょ)」の傾向が顕著になってくると痛みやしびれなどの骨や関節の病気になりやすくなってくるのです。

○膝痛には、独活寄生湯が最適

膝痛には、数ある漢方のなかでもファーストチョイスに独活寄生湯を選ぶとまず間違いがありません。

独活寄生湯は、「補腎(ほじん)」の効果が強く、骨や関節を利して、潤いを与えていく処方です。

体の土台である足腰を強化しながら、歩きやすいようになってきます。

同時に、痛みを悪化させる風や寒さ、湿気などの外邪の「外的要因」から体を守る、去風散寒除湿(きょふうさんかんじょしつ)の効能もあるので、冬などに痛みがます膝痛対策にはかなり効果的なのです。

最初に挙げた「体を丈夫にする働き」は、内的な要因で抵抗力である正気(せいき)を増すことから「扶正(ふせい)」とよび、寒さや湿気の悪影響を跳ね除ける働きは「去邪(きょじゃ)」と言いますので、中医学では習慣的に独活寄生湯のことを「扶正去邪(ふせいきょじゃ)の代表処方」としています。

体力を増しながら、若さのエナジーを上げて、痛みやしびれなどを改善していくという訳です。

○さて、その後ちょうど1か月後のことです。

Sさんが来店されての感想では、その10日後に整形外科で両膝を手術する予定ですが、右膝の調子はかなり良くなり、すっかり膝の痛みから解放されるようになりました。

さらに1か月後のお話では、膝の調子が良くなったので、当初は両膝の手術の予定が左膝だけで良くなったそうで、整形外科の主治医の先生も「なんで痛みが消えたのか不思議がっていた」そうです。

9月29日に入院して、10月20日に退院後、経過は良好。

週に2回のリハビリを頑張っています。

漢方は、最初は3か月間は最低続けようと思ったが、すごく効き目があって嬉しかったそうです。

今現在も、Sさんは定期的に漢方を続けていらっしゃいます。

膝が痛いと日常生活が不便になって好きな趣味ややりたいことなども制限されることがありますから、漢方薬にはこのように「膝痛によく効く処方」もあることを知って頂きたいと思い、コラムを作成させて頂きました。

漢方/膝の痛み絶対解消大辞典」こちらのコラムも参考になりましたら、幸いです。

風雅の国から眺めた山寺風景・晩秋

<2011年11月20日 風雅の国から眺めた山寺風景・晩秋>