「土屋薬局 中国漢方通信」から膝痛の漢方薬特集です。
漢方/膝の痛み絶対解消辞典(膝痛の漢方薬/膝痛が漢方薬で治せる)です。
このような膝の不具合、痛み、辛さで日常生活で不満、不便を感じていませんか?
日常でよく耳にする膝痛の漢方相談で多いお客さまの膝痛の症状
「立ち上がる時の膝の痛み、膝の痛み症状、膝の関節が痛い、ひざの痛み、膝が曲がらない、膝が重い」
「膝の水たまり、膝痛、立ち上がる時に膝が痛い、立ち上がり 膝の痛み」
「階段の上り下りの痛み、膝が辛い。痛い。階段の膝の負担。ランニング。ジョギング、マラソン」
「膝の正座の時の痛み、違和感。正座 膝痛、変形性膝関節症、膝が正座のときに伸ばせない、ロコモティブシンドローム、膝の水たまり」
などです。
これから膝痛の漢方のスペシャリスト、山形の土屋薬局での膝痛の漢方薬対策をブログで報告していきたいです。
「膝痛は生活習慣病が招きます。いわば現代病だった」
歳をとることで恐れているのは介護、認知症、寝たきりなどの問題です。
膝痛とも大いに関連があります。
「寝たきり」になる原因の第四位はリウマチや関節炎で膝痛もここに含まれます。
膝痛は放置しておくと大変なことにつながりやすいのです。
膝痛はまた日常生活が不便になりがちですから、お友達との外出を避けたり、家に閉じこもりがちになります。
好きだった旅行にも行けなくなるし、お茶の稽古やフラメンコなどの踊りやスポーツ、ジョギング、ランニングもできなくなってきます。
気持ちが滅入ってきます。
こうした生活や趣味の場での孤立はやがては認知症への恐れがでてくるのです。
「膝痛が増加した原因は?」
一つは平均寿命が延びたこと。
長生きしたぶんだけ膝痛に悩む高齢者が増えています。
二つめは生活の欧米化です。
飽食や運動不足で歩かなくなって肥満が増加傾向です。
肥満は膝痛の大敵です。
膝の負担で症状が悪化するばかりか、どんどん運動する機会もなくなってきます。
膝痛は現代病の一種とも言えます。
正座や畳、ぞうきんがけ、和式トイレのような和風の生活も膝の痛み予防に効果的。
さあ膝痛を軽減して、お友達とお茶に行ったり家族で旅行に行く人生の楽しみを積極的に見つけていきましょう!
「膝の痛みチェックリスト」
ここからスタート
〇半月板損傷→スポーツや事故でヒザを怪我したことがある
なりやすい年代 特になし
おもな症状
動作の途中で膝がガクンと崩れる
膝に何かが詰まったようになり、膝が伸ばせない
膝を曲げるとギシギシ音をたてる。
片膝だけ痛む。
〇慢性関節リウマチ
なりやすい年代、性別
20~40代が主
女性に多い
おもな症状
朝のこわばりがある
手の指や手首といった小さな関節から痛み始める
全身の関節が痛み、強い腫れや熱感がある
安静にしても痛い
体重が減少したり、疲れやすくなる
〇変形性膝関節症→朝に起きた時や立ち上がったときに痛む
なりやすい年代、性別
50歳以上
女性に多い
肥満
おもな症状
朝などの歩き始めに膝が痛い
しゃがんだり、正座やあぐらができない
脚がO脚に変形する
膝に水がたまる
膝の内側が特に痛む
膝に力が加わるとコリコリと音がする、…
<養生法>
ふだんから日常生活では以下のことに気を付けます。
<膝の養生法全般>
肥満、太り過ぎない
草むしりなどのしゃがみこむ作業を長時間続けない
膝に負担をかけないように足の筋肉を鍛える→自転車、プールで水中歩行
冷房などで冷やさないこと
<膝痛対策>
湿布や消炎鎮痛剤の外用剤を使う
O脚、がに股の人は足の外側が高くなるように靴の中に中敷きを入れる。
サポーターをする。
<膝痛がとても辛いかた>
医師の診断と適切なアドバイスを受けてください。
変形性膝関節症の進行を食い止めることが大事です。…
コラム 変形性膝関節症とは?
中高年の膝痛で一番多いのが変形性膝関節症と言われています。
平たく言えば膝の軟骨がすり減ってしまう疾患です。
通常は、膝の関節の軟骨は3~4mmほどあり、関節の骨と骨の接触する部分を覆っています。
そのために骨同士が接触することはないですから、関節の摩擦は少なくなっています
膝の軟骨がすり減ってしまえば、骨と骨が直接に接することになりますので、強い痛みを感じるようになっていきます。
また軟骨のかけらも刺激となりますので、炎症を引き起こし更なる悪化とつながっていきます。
50代以降の女性の方や肥満の人、O脚の方などに、変形性膝関節症が多いことが分かっています。
土屋薬局が膝痛の漢方で雑誌・健康に取材を受けたページを紹介します。
膝の痛み/膝痛を漢方薬で絶対解消辞典!(膝痛の漢方薬/膝痛が漢方薬で治せる)
慢性的な膝の痛みも副作用なく治せる奇跡の漢方薬 「独活寄生湯(どっかつきせいとう)」
<薬剤師 土屋幸太郎が東日本大震災後に福島県郡山市で漢方相談を行いました>
私の薬局がある山形県は、ご存知のように豪雪地帯で冬は厳しい寒さに見舞われます。
寒さというのは膝などの関節痛の大敵。
ですから、膝痛の人にとって、山形は過酷な地といえるでしょう。
また、農作業に従事している人が多いのも特徴です。
つらい肉体労働が足腰を酷使し、膝痛などにもなりやすいと思われます。
これらの理由で、山形県は全国でも特に膝痛の多い地域です。
私の薬局にも、膝痛の悩みを持った患者さんが漢方相談に数多く訪れます。
そんな人には、私は迷わず膝の痛みの対策に漢方薬の「独活寄生湯(どっかつきせいとう)」をすすめています。
膝の痛み/膝痛が漢方薬で治せる
鎮痛と筋骨を強めるダブルの作用で膝痛を撃退
独活寄生湯とは、652年に中国で開発された、16種類の生薬が配合された漢方薬です。
日本に「独歩顆粒」という名前で輸入されたのは5年前なのでなじみが薄いのですが、中国では国家も認めているすばらしい漢方薬なのです。
その漢方の特徴としては、
①まず膝痛の漢方薬、漢方薬のなかでも副作用の心配が少ないということ。
漢方薬は全体的に比較的副作用が少なめです。
次に②膝痛など、痛みに対して漢方のなかでも効果が高いということ。
また、③コラーゲンなど、ほかの栄養補助食品などと併用も可能な膝痛の漢方であるということ。
そして、これが最も重要なのですが
④膝の痛み、膝痛に強くなるよう、体を丈夫にしていくことにつながる漢方ということです。
それでは、この独活寄生湯という膝痛の漢方薬が効くメカニズムについて、お話しして行きましょう。
鎮痛と、筋骨を強めるダブルの作用で膝痛を撃退する漢方薬
独活寄生湯という漢方薬は、大きく分けて2つの生薬グループの作用で、膝痛を改善していきます。
まず、鎮痛効果と抵抗力をつける作用です。
これは、独活寄生湯に含まれる「独活(どっかつ)」(ウドの根茎)「桑寄生(そうきせい)」(ヤドリギ)などの漢方生薬の効果です。
これらは血行を促進し、水分代謝をよくする働きがあります。
そのため、膝の周りの血流がよくなり、膝に栄養分が行き渡りやすくなるのです。
そして、もうひとつは膝の筋骨を強める作用。
ここでは「牛膝(ごしつ)」「杜仲(とちゅう)」などの漢方生薬が効果を発揮します。
筋骨とは、文字どおり筋肉や骨のことです。膝の周りの筋肉や、すり減った軟骨などを補修することで、膝の痛みを根本的に治療していくのです。
ただし、これらの独活や牛膝などを単独で飲んでも、上記の効果は得られません。
やはり、これらの生薬が複合的に働くことによって、膝痛に良いと思われます。
独活寄生湯は、慢性のリウマチや、慢性的な膝の痛みなどにも応用される漢方薬です。
打撲や捻挫などによる急性の膝の痛みに効果がある漢方薬も存在します 。
これに対して、打撲や捻挫などによる急性の膝の痛みに効果がある漢方薬も存在します。
それが「疏経活血湯(そけいかっけつとう)」という漢方薬です。
血流改善作用が強く、膝の筋肉に血流を集めることで治療していきます。
私は主にスポーツなどで膝を痛めた人にすすめています。
慢性的な膝の痛みには独活寄生湯、急性の膝の痛みには疏経活血湯、と漢方薬の使い方を覚えて、膝の痛みを軽減し、膝の痛みを感じずに楽しく歩く すばらしさを実感してください。
疏経活血湯は、当店では「散通楽楽丸」として販売しております。
1回9丸を1日2回 食前、食間に服用します。
<特徴>
散痛楽楽丸は、無理な動作やくしゃみなどで突如襲われる腰痛や筋肉痛によく奏効し、特に神経痛などは、昼間より夜間にかけて痛みが激しくなるタイプに効きます。
日常生活では身体を冷やさないように気をつけ、本剤を服用する前後には冷たい飲食物の摂取を避け、また温かいお湯で服用されるなどの心がけが痛みを和らげるのに役立ちます。
<効能・効果>
関節痛、神経痛、腰痛、筋肉痛
<用法・用量>
次の量を、1日3回食前又は食間に服用して下さい。
(食間とは、食後2~3時間をさします)
大人(15歳以上):1回10丸 1日3回
15歳未満7歳以上:1回 7丸 1日3回
7歳未満:服用しないでください
土屋薬局の漢方薬で膝の痛み解消コラム
(当店のお客様の 山形県東根市の工藤○○子さん(75歳・農業)の実際の膝の痛みの漢方体験談で、本当の話です)
膝痛の漢方薬を飲んで わずか2週間で30代からの40年来の膝の痛みが消えた。
いまでは 正座もラクラクできます。
「昨日より きょうは痛みが少ない」という感じで、日に日に痛みが とれていくのが実感できるんです。
私と膝痛のつきあいは とても長く、30才のころには すでに膝痛になっていました。
農業をしているので肉体労働が多いせいもあり、腰のあたりから くるぶしまで全部 痛むんです。
そのなかでも特に痛かったのが 膝周りでした。
特に冬はつらく、常にさすってないとダメなんです。
痛みがおさまっている時期もあるのですが、ひどいときには、トイレに行くときでさえも松葉杖を使っていました。
5~6年前には接骨院へも行きました。
電気治療が主だったのですが 一時的に治るだけなので、効果はいまひとつ。
国内旅行が大好きなのですが、みんなに迷惑がかかるので、足が遠のいてしまいがちでした。
そんなわけで、3年前の10月に行きつけの土屋薬局で、膝に効くものを尋ねたところ、「独活寄生湯」をすすめらたのです。
私は これを1日2回、食間の午前10時と午後3時ごろに、9丸ずつ飲みました。
畑仕事の合間に飲む、という感じでしたね。
すると どうでしょう。
「昨日より きょうは痛みが少ない」という感じで、日に日に痛みが とれていくのが実感できるんです。
そして驚くことに、2週間後には まったく膝の痛みがなくなっていました。
それからは もちろん 杖もいらなくなりましたし、畑仕事もラクラク。
若いころの足の力が戻ったようです。
曲げるのさえ 苦痛だったのに、正座もできるようになったんですよ。
旅行にも常備薬として 常に持って行きます。
3年間 毎日飲んでいますが、痛みの再発はありません。
これからも生きている限りは、ずっとつづけていくつもりです。
また、独活寄生湯という漢方薬は、膝の痛み(膝痛)だけではなく、漢方の本場 中国では
①腰痛、腿痛、膝痛、足痛
②坐骨神経痛
③関節炎
④五十肩
⑤骨粗鬆症
⑥脳梗塞後遺症
⑦痛風
⑧リウマチ性疾患(リウマチ性心臓病など)
⑨小児麻痺症
⑩萎縮性関節炎
⑪慢性関節リウマチ(リウマチ様関節炎)
⑫神経痛
⑬脊髄疾患
⑭手術後結節痛
⑮膠原病の神経痛・関節痛
⑯打撲症
⑰ガングリオン
⑱産後の腰痛
⑲風邪、鼻炎
⑳帯状疱疹後遺症
21 ばね指
などにも、幅広く応用されていますので、膝痛ばかりでなく 体調不良を整える漢方としては最適だといえます。
服用するときは、なるべく 空腹時(食事の30分前、または食後2時間)を選び、ぬるま湯で服用になります。
漢方薬は、お腹が空いたときの方が 漢方薬本来の効き目が発揮されやすいのです。
また、痛みを治すには、体の「冷え」を解消しなければ なりません。
ですから、ぬるま湯での服用となります。
また、ぬるま湯で服用することは、胃腸の消化吸収を増し、独歩丸の効き目が 良くなるのです。
(独活寄生湯だから、お湯で服用するのですね)
土屋薬局では農業県の山形で膝の痛み、膝痛の漢方相談を数多くしています。
「良くなりました!」と喜ばれている実績がございますので、どうぞ安心してご相談お寄せください。
漢方のご相談方法は、漢方相談表、ファックスやお電話で受け付けています。
詳しい漢方相談の方法はこちらからで説明し ています。
所在地 山形県東根市神町中央1-10-7
Google mapによる所在地
営業時間 日曜日お休みです。
平日 午前8時~午後7時 土 午前8時~午後6時
メールアドレス JDY00247@nifty.com
電話 0237-47-0033 漢方電話相談室 0237-48-2550 Fax 0237-49-1651
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2021年2月25日追記
今後とも山形の痛み、しびれに強い土屋薬局をどうぞよろしくお願い致します。
いまは妻と二人三脚で働いています。よろしければこちらのコラム、昨日書きました。そうぞ