おはようございます。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
今朝、妻と会話しましたら「夢の中で有働さんとイノッチが受付をしていて、わたし会話をしたの」と喜んでいました。
いつも二人で朝の番組を録画してみたりしているのですが、まだ私は夢の中では有名な人が登場したことがありません、なんだか羨ましかったです。
山形は春めいてきて、雪解けも進んでいます。
長くつから春の装いの靴へ模様替えの季節到来です。
さて本日は、嬉しいお便りシリーズです。
お客様のハッピーな話で、気持ちも明るくなるようです。
Nさまからは
「ココログ、私の体験談で良ければ載せてください。
漢方を使わせていただいて本当に良かったと思っているので、どなたかの参考になれば…(*^_^*)
また文面がまとまったらメール差し上げますね。」
と温かいメールを頂いています。
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●● 1.巻頭コラム 「Nさまからのメール 流産を乗り越えて」
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当店のお客さまNさまより掲載許可を頂きましたので、コラムを作成させて頂きます。
Nさまからは特別にお子様を授かったときの気持ちを文章にしてメールで送って頂きましたので、掲載させて頂きます。
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○2011年11月24日
土屋薬局さんで初めて漢方を処方していただいたのは2009年の2月のことでした。
ちょうど1月に10週2日で稽留流産をしたばかりで精神的にも肉体的にも憔悴しきっていたころでした。
それまでも漢方にも興味は持っておりましたが、本格的に使用したことはなく、病院に通おうかと悩んでいた時期でした。
その当時、年齢は37歳で仕事の責任も重く、ストレスがたまっていました。
年齢的な焦りもあったため、後悔しないためにも1度漢方を試してみようと夫婦で話し合い、土屋先生に妊活の子宝漢方を相談しました。
そこから私の本格的な漢方治療が始まりました。
当時の私は自分では気づいていなかったのですが、冷えがありました。
また生理周期が長く(40日ぐらい)ひどいときには2ヶ月に1回のこともありました。
ストレスもひどかったのだと思います。
土屋先生に舌ベロの状態も見ていただき、処方していただいた冠元顆粒と参茸補血丸を服用することになりました。
(流産最初は1ヶ月ほど炒麦芽も服用していました。)
1ヶ月、2ヶ月と服用しているうちに、まず生理の周期がきちんとしてきまし た。
生理 の量も以前より増え、今まで塊のようなものが出ていたのがなくなってきました。
そして基礎体温が安定してきたのです。
(最初は高温期になるのに時間がかか り高温期自体が不安定でした。)
これには驚きました。
3か月目に1度妊娠反応が出ました。
すごく嬉しくてすぐに病院に行きました。
しかし 胎嚢が見えないとのこと。しばらく様子を見ていましたが、1週間後に出血してしまいました。
やっぱり駄目だったか…と最初はがっかりしました。
(病院で調 べていただいたところ、これは受精はしたけれど、着床しなかったため、流産ではないと言われました。ただ、名前だけは化学的流産と呼ぶそうです。)
でも、 1回目の流産は辛くて辛くて仕方がなかったのですが、このときの私は「受精はしたんだから着床さえすればいいんだ」と不思議と前向きに考えていました。
土屋先生にも漢方の御相談に乗っていただき、地道に漢方を続けることにしました。
9月下旬、漢方を始めて7ヶ月が経った頃、改めて妊娠がわかりました。
1度流産をし ているので、安定期に入るまでは本当に不安で、毎週産婦人科に通って診ていただいていました。
また、漢方は土屋先生に内容を流産防止のものに変えていただき、引き続き続けていました。
そして12週を超えた頃、やっと「今度こそ大丈夫」という確信が持てるようになりました。
そこからは本当に元気にすくすく成 長してくれ、一度トリプルマーカーもやってみたのですが、20歳の方よりも良い数値でした。
ものすごく驚いたのと同時に漢方の威力を感じました。
仕事は産休に入るまでは非常にハードでしたが、お陰様で何事もなく、6月5日に予定より4日遅れで2786gの男児が産まれました。
現在は息子も1歳5カ月になり、大きな病気もなく、今日もあちこち元気に走り 回って おります。
これもすべて土屋先生と漢方のおかげだと確信しております。
土屋先生はお忙しいにもかかわらず、懇切丁寧に漢方の説明をしてくださったり、ねぎらいのお言葉をかけてくださったり、本当にお人柄が素晴らしい方だと思います。
漢方の効き目はゆっくり穏やかだと聞いておりましたので焦らないことが一番 大切だと思いましたが、私の場合は意外と早く効き目を感じました。
今回また2人目に向けて新たに土屋先生に処方していただいて漢方を始めたのですが、今後が楽しみです。
また2人目が授かりましたらご連絡したいと思っております。
…
お忙しいのに、きちんとした文章を頂きましてかえって恐縮です。
二人目のお子様も授かりになりますように、頑張って相談を担当させて頂きたいです。
Nさま 37歳のときのご相談でした。
初めての妊娠で10週目で流産されたとのことで、習慣流産にならないか心配とのことでしたので、まずは流産後のフォロー、そして次に流産しやすい体質としては、脾腎両虚がありますので、脾腎を補うこと、また「女子は血(けつ)をもって本となす」とありますように、養血調経で生理のリズムもうまく整ていくことにしたことが良い結果につながったのではと思っております。
今後とも一生懸命、中医学を勉強してお役立ちになりたいです。
(Nさまからのメールには、可愛い男の子がニコッと微笑んで、万歳をしている写真が添付されていましてすごく嬉しかったです。)
薬剤師、国際中医師、不妊カウンセラー 土屋幸太郎
<2012年3月16日 山形県東根市 大日さまより月山眺めです>
この季節は、日本海側の冬のどんよりとした空も明るくなってきて、月山の眺めがよくなってきます。
そうなってくると私たちは春を実感するのです。
月山はまるで輝くようです。
実に美しいです。
昔、芭蕉もバードも月山を眺めていたと思うと悠久の歴史に思いを寄せてしまいます。
こちらは大日さまから眺めた若木山です。
私たち市民にとって憩いの場で身近にありながら四季を感じさせてくれる山です。