掌蹠膿疱症の漢方相談(3)です。
前回、Tn先生に値千金のアドバイスを頂きました。
「掌蹠膿疱症の漢方相談」
「掌蹠膿疱症の漢方相談(2)」
こちらでも詳しい経緯を書いています。
<掌蹠膿疱症の漢方相談(3)>
足の裏の赤みが引いてきました。
◎手のひらは症状が出てこなくなりました。
症状がひっこんでいます。
3日前から赤みが薄らいできています。
○痒みは変わらないです。ガサガサしています。
爪でガリガリ掻いてしまいます。
…
そこで恩師の何先生に再度お聞きしてみました。
アドバイス
「痒みがあることは水泡が中にあります。
もう少し今の処方をお続けしてください。
今の梅雨時の暑くなってくる季節は掌蹠膿疱症が発症しやすいです。
黄連温胆湯を半分くらい少し入れる。(1回に半包)
50代の女性、更年期にでやすい。
暑くなったけど、この時期は体の陽気が肌にでる。
体の中は冷えている。
陽気不足。
冷えもあるし、熱もある。
黄連温胆湯は温めるのもあるし、清熱解毒もある。
酸棗仁は自律神経の調整に。
免疫にも効き目があるので一石三鳥。」
その後のお客様のお話です。
「歩いていても痒くなるので、足の裏のすり合わせて掻いてしまいます」
腰から背中のあたりまで痛くなってしまいます。
にぶい痛みがあります。
痛みの症状には、以前に何先生に教えて頂いた食用アリ製剤を。
また今回は、前回の漢方処方に痒み対策をより強化していく方針で頑張っていくことになりました。
<2012年6月17日 山形市 蔵王眺め>
そして雨が降ってきました。