ブログ版土屋薬局 中国漢方通信

土屋薬局ブログ。薬剤師・不妊カウンセラーの土屋幸太郎がお届けします。私自身、不妊体験を経て、漢方療法の力で子供に恵まれました。その経験を活かし、皆さんに健康で幸せな家庭を築くお手伝いをしたいと思っています。薬局には女性薬剤師も在籍し、気軽にご相談いただけます。健康に関するお悩み、不妊治療、妊活相談、痛みやしびれに関する漢方相談など、お気軽にご連絡ください。お問い合わせやご予約は☎️ 0237470033までお願いします。一緒に幸せな未来を築きましょう。

繰り返すカンジダ腟炎が漢方を始めてすっかりなくなりました!

おはようございます。

薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。

我が家の庭、紫陽花が綺麗です。

天気予報によると今日は一日暑くなりそうです。

中医師の先生も東京から訪店されて午後は中医学のレッスンする予定です。

さてカンジダ膣炎が良くなったお話をご紹介させて頂きたいです。

○平成23年11月18日

40代の女性のかた

カンジダ膣炎が5~6年前より再発を繰りかえてしています。

昨年まで婦人科で治療。

今は薬局の膣錠のエンペシドを使っています。

便秘気味、冷え性、慢性疲労(夜勤があるため、月に6回は夜勤だそうです)

体調が悪いとカンジダになりやすいです。

ひどいときには生理のたびに再発を繰り返しています。

ふだんはおりものは多くありません。

生理は25~26日周期 生理は4日間

痒みが辛く、性行のあとには100%カンジダが再発してしまいます。

10日経つとまた痒くなってしまいます。

今もカンジダになっています。

最近、食欲が落ちてきています。

昨年から胃もたれ、食事の量が少なっています。

体力が落ちてきた感じ。

舌ベロは、苔がまだらになる花剥苔、または地図状舌と呼ばれる胃腸が弱い舌ベロでした。

口内炎になりやすく、慢性咽頭炎になりやすいです。

お勧めの漢方薬

1)火を消してサッパリする漢方薬

2)胃腸を補い気陰を丈夫にする漢方薬

3)五○草

湿邪はジメジメして治りにくいです。

慢性化しやすく、「熱」と合体すると「湿熱(しつねつ)」になり容易に治るのが難しくなってきます。

花剥苔(地図状舌)は、気と陰の不足があります。気陰両虚と呼ばれています。

胃が弱い、もたれる、通じのトラブルになりやすいです。

今回は標本同治を目標とした漢方処方をお勧めさせて頂きました。

○平成23年12月19日

カンジダの痒みがすっかりなくなりました!

今回は落ち着いていて調子が良いです。

通じもすごく良くなりました。

口内炎もでなくなりました。

その後も経過は順調でカンジダが良くなっていますが、一度、風邪をひいたときにカンジダが再発したことがあるそうです。

今後とも体調よくお過ごしになって頂きたいです。

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