おはようございます。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
あっという間の1週間で土曜日の午前中を迎えている土屋薬局です。
最近は、比較的に天候も落ち着いて穏やかな日々です。
さて昨日に今月上旬にイタリア旅行のお土産のビスケットを頂いたご夫妻から1本の電話がありました。
今年の6月から漢方相談をしていまして、チョコレートのう腫もあるとのことでFSHは90を超えていました。
セロフェンでもうまく排卵できなかったのでレトロゾールを使って排卵させて体外受精をしているとのことですが、うまく分割できないとのことのご相談でした。
漢方薬は6~8月まで同じ感じでご紹介していまして、夏場にはほてり、汗をかいて夜間に冷房を入れても体が急に熱くなって起きてしまう。
半端でなく汗をかいてしまう。
イライラもする。
一般的には夏の暑さもございますが、いわゆる更年期のようなのぼせ、ほてり、汗の場合には、肝陽上亢(かんようじょうこう)と言いまして、体の腎陰(じんいん)の潤いが足りないことが多いです。
グッと上った肝の陽気を鎮めることを目標に、夏場に漢方を見直しました。
専門的には、補陰+重鎮安神という感じです。
夜にぐっすりと眠れるようにします。
それで、昨日の26日にはほてりもとれて体がだいぶ楽になった。
90何日ぶりに生理が自力で来て、FSHも20代まで下がって本当に良かった。
というお話で私も嬉しく思ったところです。
今後とも良い結果を期待しています。
…
余談ですが、
「妻と一緒にイタリアのビスケット喜んで食べました。
私たち夫婦はもう現役時代には二度とヨーロッパ、ましてやイタリアには行けないと思いますので、イタリアに旅行したつもりでビスケットを食べています。」
とお話ししましたら
「先生に旅行に行かれたら相談ができなくなるので困ります」
とのことでした。^_^;
まだまだ長期の休みをとるのは難しいようですから、今後とも漢方相談や薬剤師の業務を頑張っていきたいです。