南京の国
医大師ー長年にわたり
中医学臨床で卓越した業績を挙げている老
中医に対して中国政府が授与する名誉称号(日本における
重要無形文化財・
人間国宝に相当ーの夏桂成先生の本 「
中医婦科・理論と実践」の青い分厚い本を読み込んで、その感動を胸にしてとうとう「婦科方薬臨床心得15講」の学習に入りました。
前回の「理論と実践」もかなりの名著で
八卦理論と
不妊症周期療法の関係など、老
中医の
中医学、漢方に対する「悟り」の根底から分かったような気がしています。
中医学、漢方も最後は「悟り」の世界に入っていくそうです。
北海道の日本人の老
中医的存在の
漢方薬局のS先生に昨年の中国南通研修旅行[E:#x1F43C]で教わりました。
この本がおそらく
不妊症周期療法の完全版、一番新しい夏桂成と談勇先生たちの南京
中医薬大学婦人科による最新号だと思います。
他の
中医学の中国語と違ってちょっと難しい表現などもありましたが「
不妊症周期療法の理論と実践」から読み進めて2冊目ですから、だいぶ慣れてきて意味も大体は理解できるようになってきました!
東京で
イスクラ産業さんと日本
中医薬研究会での
中医漢方、
不妊症お茶の間講座のスクーリングのときに打ち上げで談勇先生の隣に座るというラッキーな展開でしたので、有難くサインを頂戴しております。
談勇先生は日本語が堪能ですから、この本も「
漢方薬の習に対して頑張りましょう。」の文章を励みにして勉強、読破していっています。
不妊症周期療法の理論的なことが書かれています。
行経期、経後初期、経後中期、経後末期、経間
排卵期、経前期、経前後半期と月経周期を分けてタイプ別に
漢方薬の使い方が書かれています。
行経期→月経期、生理の期間
経後初期から末期までは、卵胞期です。
月経期は大体3から7日間ですが、経後初期から末期までは大体、生理が終わってから
排卵期までの約10日間ぐらいです。
一番大切な時期ですから、3つに分けてあえて卵胞期の初期、中期、後期と論じています。
月経周期が短いタイプ、28日周期以下、たとえば24から26日で生理が来るタイプのかたは、ここが肝腎です。
経間
排卵期はちょうど月経周期の中間期です。
恩師の周先生から仙台で教わったときには北京での恩師の老
中医は「ふだんは軽く周期療法をして
排卵期に
漢方薬を厚めに集中する方法」でうまくいっているそうです。
おもに
補腎活血通経をすることが大切になります。
経前期は高温期の前半戦、約7日間。
後半戦の生理前の約7日間も
重陽転陰で不要になった子宮内膜を排出させる大切な時期です。
だから、高温期を前半、後半期の2つに分けて
漢方薬の方法を論じています。
ぃまは疼痛性月経病方薬心得を読んでいます。
本当はここを今朝読んで感動
したことを
ココログに書こうと思ったのですが、私の文章の文字数限界ですのでまた次回にします。
[E:cherry]
旅の手帖さんから富士山を描きました。
芦ノ湖東岸高台からの富士山展望、神社です。
箱根や
蔵王などの観光地は頑張ってもらいたいです。
応援しています。