こんばんは。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
いまの時刻は17時13分です。
日も暮れて秋の夜長となっている山形です。
昨日は夕方に閉店間際に実家のお母さんと一緒に来店されていたお客様が、妊娠6週目で胎嚢も確認できたとのことで嬉しいご報告がありました。
実は3年前の平成24年当時にも当店をご利用頂いていましたが、そのときは私の力不足、力量不足もありまして、いったん漢方をお止めになっていた方でした。
平成24年10月26日が初めての来店で「クロミッドを服用して高温期の薬を服用されていて、腸が弱くて下痢しやすい、便はいつも柔らかい。太れない。」
などの漢方相談から、婦宝当帰膠とイスクラ健脾散、逍遥丸の3つをお勧めしていました。
その年の平成24年12月には、子宮卵管造影検査をしてきた。
うまく散らばっていないので内膜症の恐れがある。
翌年の平成25年1月10日には粘膜に近いところに子宮筋腫があって腹腔鏡手術は難しい。
開腹手術になるかも。
しばらく様子をみて延期になりました。
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ここで私の力量不足がありましたので、お客様は良い結果がでず、漢方からも離れていったわけです。
そして月日は流れまして、平成27年8月19日。
つまり今年の8月です。
高プロラクチン血症と重症鉄欠乏性貧血。ヘモグロビン8・4
テルロン、フェログラデュメット、アドナ、トランサミンが処方されています。
子宮筋腫が大きくなっています。5~4センチ→貧血
ここで前回のことも踏まえまして、
☆婦宝当帰膠+補腎精+逍遥丸
平成27年9月17日
ここから月経周期療法に入りました。
二至丹、杞菊顆粒、逍遥丸、弓帰調血飲第一加減、補腎精などを婦宝当帰膠と周期ごとに分けて服用していきます。
平成27年10月1日
先週の火曜日にAIH(人工授精)をしてきました。
デュファストンを服用しています。
基礎体温が高めになりやすいですから、婦宝当帰膠に上記の方剤などに血府逐淤顆粒を併用して活血化淤でいきます。
平成27年10月27日
周期46日目でまだ生理が来ていません。
平成27年10月28日
陽性反応!
胎嚢見えました、妊娠しました!
平成27年10月29日
安胎として子宮筋腫対策の漢方も兼ねてご紹介しました。
妊娠中に子宮筋腫が大きくならないようにして、なおかつ元気がでるものです。
昨日は実家のお母様と一緒にご来店して頂きまして、家族全員、おじいちゃん、おばあちゃんもみんなで喜んでいます!
とのことでとても嬉しく思いました。
菓子折りまで頂戴しまして、恐縮しています。
「実家のお母さんと一緒に漢方相談に来店するお客様は妊娠する」の言葉は本当でした。
と弾んだお声でした。
私のほうも最近は個人的にレベルアップしていると思っていますので、非常に嬉しいです。
今後とも順調にぜひいって頂きたいです。