「目の下のちょうど頬にあたる顔の部分がピクピク痙攣します」と漢方薬の相談を受けたのが今月の1月4日のときでした。脳神経外科でMRI検査は異常なし。脳の検査は正常とのことでした。60代女性のお客様です。
目のまわり(まぶた)がピクピク。顔の痙攣の漢方薬
「デパスで治ります」と医師の先生から言われましたが、長期に渡りデパスは飲み続けたくないそうです。
また医師、薬剤師の先生からも「デパスの依存性」の説明を聞かされて怖くなってデパスは服用できなくなりました。(薬剤師の先生は私の知っている方だったりします。。)
そのような経緯で土屋薬局に漢方薬の目の下のピクピクのご相談でした。
「筋(すじ)」がピクピクと動くから目の下の頬の部分がピクピクと痙攣するのであって、女性はまた「肝は女子の先天」とも言われています。「肝は筋をつかさどる」とも言われています。
中医学の漢方薬理論をもとにして、とある目の下の頬のピクピクに効き目があるであろう漢方薬(市販のもの)をまずはお試しください。と1つお勧めしました。
慎重に目の下の頬のピクピクの漢方薬は用法用量の規定量の半量から始めます。
今日の1月16日のご来店では開口一番「目の下のピクピクした頬の痙攣は治りました。治りました❗️」と喜びの笑顔でした。半量にちょっと増やしたくらいで効き目が良かったそうです。これはまさにお客様に漢方薬の服用量を調整してもらう匙加減でございます。
「目の下の頬のピクピクの痙攣の漢方薬、続けてい期待です」ということで信用と信頼も得てまたお得意様のお客様がうまれました。
目の下の頬のピクピクの痙攣の漢方薬は、ストレスの軽減などにも良く、気持ちもリラックスして胃腸にも優しく、女性の血の道症、更年期対策にも良くて愛用者もかなりいらっしゃいます。そのようなことをお伝えして長期的な服用も可能なこともお伝えしました。
「またお薬のことで何か分からないことがありましたらいつでもお問い合わせください」とお伝えして笑顔でおかえりになって頂きました。
目の下、まぶたがピクピクします。
2017年1月16日 土屋薬局前の駐車場。雪景色。朝の仕事は雪かき⛄️から始まります。
<2017年1月16日>追記です。
目の下のピクピクが治まってきました。調子がだいぶ良くなりました。食欲もあります。用法用量からご自身で少なめに加減しても目の下のピクピクに効き目が良かったそうです。引き続き、目の下のピクピクの漢方薬を続けていきたいです。
<2017年2月6日>
顔色がとても良くなり爽やかな表情です。とても目の下のピクピクの漢方薬、調子がいいので続けていきたいそうです。嬉しいお話でした。
<2018年2月15日追記です>
目の下のピクピクのみならず、まぶたのピクピク、片目のピクピク、頬のピクピク、口元のピクピク、まぶたの痙攣ストレス、眼瞼痙攣の漢方薬、眼瞼ミオキミア、眼瞼痙攣ストレス、まぶたの痙攣のツボ、目がぴくぴくする上まぶたなどのグーグル検索でも皆様、悩んでいる方が多いようです。
痙攣(けいれん)とは、そもそも自分の意志とは関係なく、筋や筋肉の収縮が続く状態のことです。顔におきる痙攣には、目の周りがピクピクしたり、目がショボショボしたりする【眼瞼痙攣】や顔の片側の目元や口元が痙攣する【片側顔面痙攣】があります。
眼瞼痙攣は目の使いすぎや眼精疲労、ドライアイがおもな原因になりやすいです。片側顔面痙攣は動脈硬化によって蛇行した血管に神経の圧迫により発症すると考えられています。またいずれにしてもストレスや睡眠不足、過労などが関係してきます。
【中医学で考えるまぶたや口の不快なピクピク 顔の痙攣対策】漢方薬の知恵袋
中医学では痙攣は精神的なストレスや血のトラブルによって起こりやすくなると考えています。繰り返す痙攣を解消するには、身体の中の不調から改善することが大切です。症状を一時的に抑えるだけでなくて、体質を根本から変えて痙攣を起こしにくい体作りを心がけましょう!
痙攣自体は大きな病気ではありませんが、ほおっておくと症状が重くなったり、人前に出ることが恥ずかしいなどの日常生活に支障をきたすことも。
疲れると目がピクピクするといった症状は、軽めのうちから改善していきましょう。
【顔の痙攣が起こりやすい場所】
片側顔面痙攣→顔面の片側、目元、頬、口元
眼瞼痙攣→目のまわり
目のピクピクする中医学的な原因はストレスにより【肝かん】に負担がかかり【内風ないふう】といって身体の中に【風】が起こってしまうことです。
春になると【風】が吹いてきますね。身体の中の【風】は【内風】となり、めまいやふふらつき、血圧上昇、イライラなどの身体のふらつきになります。
まぶたのピクピクの原因は【ストレス】によるもの、また【春】の風を吹かせる着せ的な要因も大きいでしょう。【春は肝臓】と密接な関係があるので、ひょっとしたら普段からのストレスやまた睡眠不足の傾向も筋肉のピクピクにつながっているかもしれません。
顔、目の下、まぶた、頬のピクピクは身体の中のストレスサインかもしれません。
自律神経系、筋肉の痙攣、緊張、ストレスと大きく関係している【肝】は春の臓器であるためにこれからの季節、ピクピクで悩む人が増えてくるのかもしれません。
五臓の肝は【気をつかさどる】ほかに【血液の貯蔵庫】でもあるので、睡眠不足や生理不順、月経過多、貧血気味のような感じ、考え事が多い、不安悩みがち、食欲がわかない、あまり食べれないなどの胃腸虚弱も【血虚けっきょ】の血液の不足を招いて、ぴくぴくに関係してきたりします。
中医学では、ストレスが多い【肝うつ】タイプと疲れやすい【血虚(けつえき不足)】タイプ、頭痛を伴う【瘀血おけつ血行不良タイプ】の3つあるとしています。
2018年3月6日追記です。
「顔がピクピクする」と冒頭とは違うお客さまがおっしゃっていました。 帰る頃には不妊治療に再度頑張っていく気持になって笑顔でお帰りになりました。
さて漢方の知恵袋ではどうでしょうか?
口のまわりや口角がピクピク動く顔の痙攣。病院で検査して異常がない場合には、漢方薬局でも相談可能です。
【まぶたや口の不快なピクピク】顔の痙攣対策 3つのタイプに分けます。
1)ストレスが多いタイプ→まぶたや口角の痙攣、顔面の痙攣、ストレスで痙攣の症状がひどくなる
その他の症状→憂鬱、情緒不安定、イライラしやすい、怒りっぽい
ストレスが多い【肝うつタイプ】の顔の痙攣対策によい食事は、金針菜、竹の子、菊花、ミント、まいかい茶、ジャスミン茶、金木犀の花、パクチー、セロリ、浜防風など。
こうしてみると香りの良いものが多いですね。私はちなみにいつもジャスミン茶を妻から朝にポットに入れてもらっています。
タイプ別顔の痙攣ピクピク対策
2)疲れやすい血虚タイプ 痙攣の症状→体の疲れ、精神的疲労があるときに痙攣がおこる
その他の症状→疲労、食欲不振、動悸、不眠、不安、多夢、めまい、脱毛、顔色が白い、舌の色が淡い
顔のピクピクで疲れやすい血虚体質の方に食養生
甘い味、温めるものを食べます。
大豆製品、卵、黒ゴマ、松の実、百合根、小麦、なつめ、龍眼肉、枸杞の実、鶏レバー、鶏ハツ、小松菜、ほうれん草、にんじん、黒糖など
焼き鳥屋さんに行って、レバーとハツを注文したくなりますね。
3)顔のピクピク頭痛を伴う瘀血おけつタイプ、血行不良型です。
痙攣の症状→痙攣の慢性化、頭痛を伴う、温めると症状が緩和する
その他の症状→冷え、頭痛や生理痛、関節痛など痛みが起こりやすい、顔色が暗い、舌の色が暗い、舌に瘀点、瘀斑がある。
このタイプは悪化する前に積極的な養生大切です。
頭痛を伴う顔のピクピクタイプの食養生です。
血行を改善して血管を柔らかくする。
紅花、玉ねぎ、らっきょう、よもぎ、ヘチマ、サバ、アジ、酢、海藻類(わかめ、昆布)、少量のアルコール
普段はどのタイプも睡眠、過労防止、気分転換、適度な運動、入浴、大豆や緑黄色野菜、貝類など食べましょう
【目の下のピクピクのお食事】
食事では気の流れをスムーズにする、菊の花、薄荷(メントール)、ジャスミン茶、決明子(ハブ)など。
血を補ったり、腎を補い潤いをつくるような黒い食べ物、赤い食べ物(トマト、ビーツ、枸杞の実など)、血を補う食べ物(レバー、なつめ、人参、ぶどう、ほうれん草、金針菜など)を多めに摂りましょう。
豆乳、豚肉、いか、牡蠣、山芋、じゃがいも、餅米、いんげん豆、黒木耳、ぶどう、くるみなども潤い補給食材です。
【暮らしの養生法】
普段の生活習慣、養生も大切です。血を消耗させやすいテレビの見すぎ、パソコンやスマートフォンによる目の使い過ぎ(目から血が消耗されると考える)、夜更かしも避けましょう。
- 睡眠を十分にとって疲れをとり、心身を元気にしましょう
- ストレスを溜めないように心がけて上手に気分転換
- 適度な運動は筋肉の緊張を和らげます
- 入浴で体全体を温めます。血行を改善。蒸しタオルで首周りや顔を温めることもお勧めです。
- ビタミンやミネラルを多く含む食材(大豆、緑黄色野菜、貝類など)を積極的にとりましょう!
2017年2月7日 今朝の我が家の庭です。雪景色。そろそろ地の陽気も感じられる季節になってきました。
「こころ」の健康アドバイザー あなたのお話をお聞かせください。
「山形県は、東北地方に存在し、冬は雪が降り寒く、夏は蒸し暑いという厳しい自然風土があります。農作業に従事している人が多いので、「痛み、しびれ」を訴える人が多いのが実情です。そのような地域のニーズに応じて、土屋薬局では「痛み、しびれ」の漢方相談を得意としています。
頭痛、肩こり、背中の痛み、肩甲骨の痛み、腕のしびれ、肘の痛み、膝痛、腰痛、坐骨神経痛、リウマチ、五十肩(肩関節周囲炎)などのつらい症状を緩和できるよう、皆様のお役にたてますよう、努力しています。また最近では、不妊症を中心とした婦人科系の子宝のご相談も日増しに多くなっております。
2人目のお子様が授からない、流産を繰り返すなどの不妊の悩み、不育症、体外受精でなかなか授からない、多嚢胞性卵巣、排卵障害、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症、卵巣嚢腫(チョコレートのう胞)などの器質的疾患や高プロラクチン血症によるホルモンバランスの乱れなどのご相談で実績を上げています。
そのほか、にきび、アトピー、湿疹、肌荒れ、掌蹠膿疱症、乾燥肌、喘息、精神疲労、抑うつ感、漢方ダイエット、耳鳴り、耳のつまり、聴力低下、メニエル、めまい、ストレス、不眠、高血圧、高血糖、糖尿病、痛風、高脂血症、腎臓病、肝臓病、がん、冷え、生理痛、男女更年期障害、免疫力の低下、起立性調節障害、発達障害などのご相談もお気軽にどうぞ。
お客様の立場にたちました、親切丁寧な漢方相談を心がけ、東北にかまえる薬局らしく、土屋薬局は従業員一同、もちの木のように 粘り強く努力してまいります。
当店は、さくらんぼ”佐藤錦”で有名な東根市(ひがしねし)に在ります。
親切第一をモットーとして、親身になって健康について考えます。しっかりした相談で、あなたの悩みも解決します。
健康についてのご相談、商品についてのお間い合わせを承っておりますので、お気軽にお電話下さい。」
日本中医薬研究会 会員店紹介より 土屋薬局
旧国道13号線沿いに当店がございます。
地理的には東根市、村山市、河北町、天童市、寒河江市、山形市、仙台市から来店しやすいです。
土屋薬局 中国漢方通信/漢方専門の薬剤師、不妊カウンセラーが相談します。
漢方体験ドットコム…土屋薬局のお客様体験談です。ぜひご覧になってください。
漢方のご相談方法は、漢方相談表、またはファックス、電話で受け付けています。
お問い合わせは、送信フォームもございます。
詳しい漢方相談の方法はこちらからで説明しています。
所在地 山形県東根市神町中央1-10-7
営業時間 日曜日、祝日お休みです。
平日 午前9時~午後7時 土 午前9時~午後6時
メールアドレス JDY00247@nifty.com
電話 0237-47-0033 漢方電話相談室 0237-48-2550 Fax 0237-49-1651
仙台方面からのご来店の場合には、お車でのご来店、または仙台駅前の旧仙台ホテル跡の複合商業施設のEDEN前のバス停から「山形新庄行き」48ライナーの山形交通のバスをお勧めしています。さくらんぼ東根駅下車です。1時間に1本あります。約1時間15分です。
さくらんぼ東根駅に到着されましたら、当店のスタッフがお迎えにまいりますので、お気軽に前もってご予約のうえご来店頂けたらと思います。
土屋幸太郎のツイッターはこちらです。
twitter.com
今後とも土屋薬局をよろしくお願い致します。