こんにちは。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
一昨日の日曜日 2010年6月27日は仙台のホリディインで南北合同定例会が開催されました。
東京からも薬剤師の先生方が集まり、熱気溢れる会場となりました。
私のメモをブログ化してアウトプットします。
テーマ:腎病の弁証論治 北京首都医科大学 劉金城教授
丹参→血中の気薬
人参→黄耆→党参→沙参→丹参→当帰→白芍→沢蘭→川弓→桃仁(紅花)→山稜(我朮)→水蛭
↑ 補気 の強さ分類 ↑ 活血の強さ分類」
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活腎血(かつじんけつ)
補腎精(血)→補先天(ほせんてん)→機能を高める
1)補腎 (ほじん)
2)水蛭(腎─水臓) 、水中の血薬、水中の陽
稲 水の中で生きている
陰中の陰の血を動かすことができる。
補腎とは寿命を上げること、子どものころから努力する
活胃血→我朮 ∽ 砂仁 (養胃に必要)
腎不全→貧血
精↓ →血↓ → 気↓ →固摂↓ 補腎は悪循環を改善する
左帰飲→左帰丸
右帰飲→右帰丸
鹿角→血肉友情(けつにくゆうじょう)
ED,精子数↓ 二仙丹
補腎の応用→不眠症、うつ病、ノイローゼ、アトピー性皮膚炎、DM、ED、高BP
腎病の治療は、補腎+活腎血
心→丹参
肝→沢蘭
胃→我朮
腎→水蛭
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実際に漢方相談の演習をする
その1)
横になることは、腎を休めること。
血が腎に集まる。
「腰は腎の府」
腎は心についで血液を必要とする臓器
日本は湿地、北京は燥地
舌:痰、歯痕 →脾気虚…疲れやすい、横になりたい
舌ベロチェックの1つのポイント→実際にその病状と合っているかどうかを確かめてチェックする。
→5キロ痩せたのに、歯痕があって胖大は合っていない。
2つめのポイント
舌の歴史。その人は以前はどのような舌であって、今のこのように変わってきたのか。
腎病は必ず耳を見る→陰虚は耳が熱い。淤血、陽虚は耳が冷たい。
補腎+活血(冠元、水蛭)
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その2)
頭痛には実証と虚証がある。
虚証→抑えると楽になる。疲れやすい、気血不足。
何も見たくない→虚証。
何か見るとたとえばテレビなど見ると気がまぎれる。→実証
舌:痰紅、裂紋 苔:白苔
気不足:質を化することができない。
cf 頭がハチマキで締め付けられるような感じ、苔が厚い→以前から続く内湿
湿の治療は病程が長いので難しい。
気虚も、昨日、今日の問題ではない→内湿
湿は風薬を使う、山頂に風を吹かせる。