本日の更新2回めです。先程、午後に福島県郡山市からお母様と2度目の来店になるお客さまのご来店がありまして、いろいろとお話させて頂きました。
今後の目標に向けて当店でも最大限にお役立ちになりたい!と思いました。
郡山市、そのうち写真をアップするかもしれませんが、いまは郡山市の喫茶店やヨーグルト屋さんに夢中です。
郡山市、過去に2回、ビッグパレットでの漢方講演会にもお手伝いに行っている素敵な街です。今後とも福島の復興を心より祈念申し上げます。
「2012.11.12 福島県郡山市での「みんなの漢方道場公開講座」が無事に終了しました。」
「2013.11.05 福島県郡山市での「みんなの漢方道場公開講座」が昨年に引き続き、大盛況で無事に終了しました。」
さて、このコラムは先日訪れた猿羽根山のぎゃらりい悠里の模様を紹介したいです。
こちらの画像の続きです。「2017.07.19 防己黄耆湯や七物降下湯など漢方。手根管症候群やむくみ、ダイエットの話題など。」
<2017年7月16日 猿羽根山 ぎゃらりい悠里>
このお店は実に感じがいいところで猿羽根山のお地蔵さんをお参りしたあとには必ず立ち寄っています。最初のときには妻と訪れたのですが、最近は1人で妻を待つ時間を利用してゆっくりと過ごしています。
「いま私、一人でお店に入っていますが、向こうのご主人と車の話などをしながら、ご夫妻のお店にお邪魔中です。 夏の静かな虫の音だけが聞こえてきます。」
親切なご主人が扇風機の「風」をサービスです。有り難い心意気です。
「ご主人がなんと扇風機の風のサービスを。誰もお店に来ないので、もくもくと本を読んでいます。」
こちらはバードセットを注文したようすです。
イザベラバードというイギリスの探検家の女史の名前です。
しっかりとしたコーヒーに白玉が実にあいます。
美味しいです。
外ではヒグラシが鳴いています。 夏の山です。
ひっそりとしていて癒やされます。
「バードセットです。 白玉とコーヒー (バードとは「鳥」ではなくてイギリスの女性の紀行作家のイザベラ・バードのことです。「日本奥地紀行」などで有名な方)」
白玉のアップです。
ゆっくりとして時間を過ごします。
カラー 野に咲く花2
昭和43年発行の「カラー野に咲く花2」山と渓谷社の83頁。
イカリソウ。メギ科
「そこで老人もマネをして食べてみたところ、みるみるうちに若さがみなぎり、杖を投げ捨てて町の娘の所に駆け込んで子供をこしらえたという話がある」
「そのために別名を淫羊角、または投杖草とも呼んでいる」
同じく「カラー野に咲く花2」より。山と渓谷社さん、ありがとうございます。
90頁 センニンソウ
「笛吹川の上流に荊平という所があって、戦時中からその周囲を開墾しているオヤジがいて、めったに下界におりないので土地の若者が仙人と呼んでいた」
昔の本は面白いです。(笑)
同じく「カラー野に咲く花2」山と渓谷社 106頁オオケタデ
「2度目の召集を受けて満州からフィリピンを経て台湾に渡り、宮古島でしばらく暮らして台湾に戻ったところで終戦になった。翌年2月末に鹿児島へ上陸するまで丸3年間を軍隊ですごしたが、とてもひどい目にあわされ通しであった」
とても名著でした。絶盤廃盤なので、入手が難しいようです。また読書に来たいです。
丸山尚敏先生の文章はとても面白いです。いまこんな文が書ける人はいないでしょうね。色川武大さんもお亡くなりになったし。
テラスからの眺め、紫陽花。
雨が降ってきました。そろそろ帰ります。貴重な時間でした。