血熱(けつねつ)のはなし②
前回はこちらです。
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続きの話、わたしが勉強したことをアップしていきます。
熱証(熱病)の弁証論治
衛分(表)→悪寒・発熱 邪気が表に有る→涼解楽
気分(裏)→中に入った熱を冷ます 五味消毒飲加減
営分/血分(裏)→清営顆粒→高熱、出血。鼻血、尿血など
血熱体質・血熱証チェックシート
血熱傾向
肌があれやすい
辛いものや脂っこいものを好む
便秘がちである
イライラしやすい
のぼせやすい
口が乾きやすい
とくに生理前にニキビになりやすい
目に充血がある
舌の色が赤い
赤いニキビや吹き出物でやすい
顔が赤い
血熱証
出血傾向がある(鼻血、血尿、血便、不正出血、皮下出血など)
生理が通常より早く来て、量が多く、色が鮮やか
赤い発疹がある
発熱している
夜中に症状が憎悪する
3つ以上あてはまる場合、血熱の可能性があります。
今日はここまでです。
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【春はイライラしやすい季節です】
ため息さんへ 春は生活環境の変化が多くて、ストレスや不安を感じやすい季節です。 頭痛、肩こり、血圧が上がったり「ため息」が出てきたりします。
「ため息」はストレスがたくさん溜まると【ココロの風船】が破裂してしないようにするココロとからだの防御です。
「風船が膨らむようなこと」は頭痛、肩こり、生理前のイライラ、胸の張り、腹痛など、身体の側面の五臓の【肝】のエリアに症状がでます。 真っ直ぐ向いたら、その身体の横側が症状がでやすいところです。 胸の張り、イライラ、片頭痛、横腹の痛みなどです。 とくに春は肝の季節ですから注意です。