「月山の初冠雪…若木山から山々を眺めました」の続編です。
パート2です。
毎年、紅葉の季節になると、
八甲田や奥入瀬などに行きたくなりますが、
我が家の近所にも紅葉がありました。
若木(おさなぎ)神社です。
私たちの地元の神社です。
子どもの頃からよく遊びに来ていました。
ちょうど、この裏手に小学校のときに、
たしか「大森くん」の家があって、よく遊びに行っていたものでした。
官舎の子どもなので、5年生くらいのときに転校していきました。
もう一人、仲良しだった「梅津くん」もいたのですが、
彼もお父さんが自衛隊で、引越ししてしまいました。
梅津くんの家にあった「ウメボシ殿下」は面白かったですねえ。
懐かしいです。
真っ赤に燃える紅葉です。
そういう仲良しの友人と分かれてしまって、
今は消息不明とか、二度と会わない人たちなどは、
自分自身の「思い出」であり、ある意味「喪失体験」なのでしょうね。
作家 村上春樹さんが世界的に人気があるのも、
「喪失体験」がモチーフとなって、根底に流れているからだそうです。
高校時代に演劇部の友人が「風の歌を聴け」を演劇していたのを思い出して、
その本を20年経過してやっと入手したのですが、
日々の生活や仕事に流されて、未だに本棚を飾ったままになっています。