こんばんは。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
昨日はまる一日、山形市の遊学館というところで、公認会計士の先生が主催する経営セミナーに参加していました。
薬剤師でこのようなセミナーに参加することは、とても珍しいことなのだそうです。
周囲の方々は当然異業種の人たちで、とても刺激になっています。
金融の銀行の話や営業の話などを聞いてきましたが、頭に残っていることは
「企業は人、人は財産」
「銀行は健全な収益力のある企業が好き」
「銀行は融資が商売なので、本当は融資したいのだが金融庁が厳しい」
などでした。余談ですみません。
さて、本日漢方のココログに書きたいことは2つあります。
1)子宝漢方服用でFSHが下がっている話
2)「秋の夜長の「冬の夢」」の続きの話です。
1)不妊症の子宝漢方体験でFSHという不妊治療に関係のあるホルモンの話です。
8月29日に隣県より相談にいらしたお客様です。
(最近、メールで不妊症の子宝漢方相談を希望されるお客様が多いですが、FSHが高い卵巣機能低下の方。子宝の漢方相談の場合には実際に来店されるのが望ましいです。顔色や性格なども分りますので、子宝の漢方相談が精度が高くなります。何事も楽をしては駄目ということだと思います。本当に良い結果、妊娠出産を願う場合には土屋薬局まで足を運んでくださいね。)
8月29日が土屋薬局での初めての子宝の不妊漢方相談でした。
以前に他店で相談されたことがありましたが、そのときの漢方薬で生理痛が良くなった。
生理のときの経血の血塊も減ったそうです。
私が応対させて頂いたところによると、胃腸が弱い感じとお見受けしましたので、
○血流を良くする漢方
○胃腸を丈夫にして、ストレスを緩和する漢方
○麦芽を炒ったもの
○養血調経(ようけつちょうけい)の漢方
30代のお客様でした。
申し遅れましたが不妊症治療で目安となる大切なホルモン、FSHが14とのことでした。
(FSHとは卵胞刺激ホルモンで卵巣機能が低下してくると上がっていきます)
土屋薬局の不妊症の子宝漢方を真面目に服用した結果、9月24日には、FSHが8・8まで下がった。
PRL(プロラクチン)も下がった。
さらに不妊症の子宝漢方を続けた結果、先日の10月22日ではFSHが6・6まで下がった。
とのことで順調です。
不妊クリニックの治療にも土屋薬局の子宝漢方が役立っているようです。
その都度、漢方処方は変更したりして決め細やかに対応させて頂いています。
FSHが下がるということは、卵巣機能の若返りなので、うーん、特別な漢方ではないけれども、良い傾向で嬉しいなあと思う今日この頃です。
次のお話は、秋の夜長の「冬の夢」の続きです。
秋の夜長は、ぐっすりと良い眠ることが大切です。
前回の話はこのような内容でした。
…
また同じ日に来店された東根のお客様は、高温期になると夢を毎晩見るそうです。
その方は、基礎体温も高めの体質なので、それらも含めて高温期の対策の漢方をお勧めしましたが、漢方相談においても「夢」を重要視しています。
無排卵だった方が、夢をよく見ていたので、「夢対策」の漢方を揃えて周期療法をお勧めしましたら、排卵するようになって昨年に出産されたり、しばし「夢」の話もお聞きしながら、不思議な感覚に襲われることもあります。「夢漢方」でしょうか。
…
ちょうど高温期の処方だけお勧めしたのでした。
3種類の漢方のうち、一つは天王補心丹(てんのうほしんたん)という「枕元に漢方の神様が立って夢の中で処方を教えてくれた」という「夢」のような伝説のある漢方薬です。
さて、10月7日にその漢方を服用してからは、10月20日のお話ではその日以来、夢を全然見なくなり毎晩ぐっすりと眠っているそうです。
また思わぬ「副作用」としては、生理痛がひどくて1日にイブを4錠服用していたのが、漢方を服用することにより鎮痛剤をまったく服用しなくても良くなったそうです。
10月20日に相談では、今後は低温期の処方を考えますので「基礎体温が高め」のことを考慮しつつ低温期の周期療法をお勧めしました。
素直で明るいお客様なので、私も相談が楽しいです。
秋の夜長にぐっすりと眠ることは、お肌にも生理にも良いことが多いでしょうね。
皆様は今宵はどんな夢を見たりするでしょうか?
<2008年10月22日撮影 神町西 「柿の木」>