薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
不妊症の子宝相談のお客様で「ご懐妊、そして陽性になった、過去に4回流産しているので心配。」
過去の流産は稽留流産が多いのですが、はっきりと印象的だったのはそれまで熱い、熱いと言ってたのに突然にガタガタと体が震えるような感じの「冷え」になり、それからつわりも無くなって流産になってしまったようだ。不育症です。
という不妊症の子宝漢方相談でした。
とくに1)腰の痛み 2)不正出血 などありませんでした。
とのことでしたので、知り合いの中医師の劉先生にお聞きしました。
「今、服用している漢方薬の補腎薬をより安胎作用のあるものに変更する。
もし熱感があって基礎体温が高めの状態が続いているのなら、夏至と冬至に採取される生薬配合の漢方など良いでしょう。たとえば二至丹。
染色体の問題などにも良いです。
疲れる、だるいなどがあれば「気虚(ききょ)」の問題です。
帰脾湯やチャガなどおすすめ。
後者は免疫性不妊のときや気虚の子宮頸管の力が足りないときなどにも。
肺の気を補うのにすぐれいてる。」
以上です。
当店のお客様には、ぜひともご出産までいって頂きたいです。
<2010年12月6日 12月5日 麻布商店街>
麻布からそして六本木へ