薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
あごのにきび、吹き出物の漢方相談を受けまして、中医学の師匠にお聞きしてみました。
30代の女性の方で高校時代からあごに吹き出物があります。
膿をもって腫れていて、ときどき卵巣のあたりの下腹部痛や起床時に背中の腎臓のあたりも痛くなります。
やややせ気味の体質のお客様でした。
皮膚科からは抗生物質の内服と外用薬が処方されています。
「あごの吹き出物、にきびの化膿」は炎症と考えます。
中医学では熱毒です。
お花の成分が配合されている漢方は、化膿している状態に良いですので、ぜひお勧めしてみてください。
生理不順や下腹部の痛みは、下痢がなければ加味逍遥散も良いです。
舌の尖が赤みがあるということは上半身に何らかの熱があることですから、生理の調整にそして気分の調整にも効果的です。
お肌に吹き出物やにきびがあれば化粧するときにもイライラしたりしますから、気持ちのリラックスも大切です。
痒みや違和感などの症状があれば、瑞花露のローションなども良いでしょう。
生理のとき、生理痛のときには三年からな七年で採取される薬草など効果的です。
これは活血と消炎、殺菌作用があります。
にきびの化膿にも良いですし、生理痛の痛みの緩和にも効果的です。
体を温めるお茶や漢方薬などは控えます。
下腹部痛や背中の痛みなどは気血(きけつ)の流れが悪いことが原因ですから、にきびの症状が落ち着いても生理不順の治療は必要です。」
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追記です。
先ほど宮城県沖で震度5の地震があって、ここ東根市も震度4でした。
前述の文章をもう少し分かりやすくしました。
「舌の尖が赤みがあって、全体は色は薄い、痰です。
気血不足があって、疲れやすかったりの虚証があるのですが、舌ベロの尖は赤みがあることは、からだの上半身に「熱」「炎症」があることの証拠になります。
まずは熱毒と考えて必要なものはお花の漢方になります。
化膿している状態に効果的です。
スミレやタンポポなど消炎作用に優れています。
生理不順や下腹部痛や背中の痛みなどは「通じざればすなわち痛む」で気血の流れが悪いことにつながりますので、ふだんは体質改善としては、加味逍遥散(かみしょうようさん)がお勧めです。
加味逍遥散は、生理の調整、気分の調整に良くてストレスやイライラなどの気持ちの問題にもいいです。
ほかに生理のときに三年から七年で採取されるものが、消炎と活血、殺菌作用があり、併用すれば効果的ですし、ニキビの化膿にも良いとのことでした。
痛みの緩和にも効果的です。
<舌ベロチェックについて(舌診)とパンダの写真公開です。>
こちらは舌ベロチェックのことが掲載されています。
参考になりましたら、幸いです。
<2011年2月21日 月山展望>