親切な漢方相談|土屋薬局ブログ

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50代女性の方への突発性難聴後の耳鳴りの漢方相談

50代女性の方、突発性難聴で退院後も耳鳴りが治らないという漢方相談を受けました。

恩師の先生からも処方などの面で考察して頂きましたので、忘れないうちにログしておきます。

本日2回目の更新です。

突発性難聴後の漢方相談について>

耳鳴り24時間

突発難聴で10日間入院。

耳は半分くらい回復(医者の診断)、退院するも耳鳴り完治せず。

静かな所(例えば、エレベータの中)、うるさい所(繁華街、子供の泣き声)で苦痛になります。

メチコバール、カルナクリン、アデボス錠を服用中。

耳鳴りは、キーンという高い音。たまに、ぷちぷち、ぶちゅッといった泡がはじける音がする。

<漢方の考察>

突発性難聴で入院約10日間で耳鳴りが半分くらいに減ったのですから、入院中はステロイド剤も使ったことと思います。

ホルモン剤を使ったときには、陰虚(いんきょ)といって体の潤いが減りやすいです。

その場合には漢方では活血補腎(かっけつほじん)が基本になります。

耳の内耳のリンパ液も減って、難聴や耳鳴りになりやすいです。

突発性難聴の原因としては、ストレス、風邪、自律神経などの問題もあったかもしれません。

50歳の年齢からしましても、更年期や女性ホルモンの問題もありますので、その面も考慮して処方を選びますと、知柏地黄丸と活血剤、活血剤には丹参製剤を、そして「頭を爽やかにする漢方」の3つの併用が効果的です。

3つを組み合わせて服用しますので、効き目が良いので1日2回の服用で効果的です。

もし知柏地黄丸と丹参製剤の2つだけだったら、1日3回は服用してもらいたいです。

補腎薬の知柏地黄丸は、「腎は耳に穴をあける」ことの腎と耳の関係から選びました。

「頭を爽やかにする漢方」は、目で見えない炎症の改善にお勧めしています。

西洋医学でもたとえば、耳の症状改善には、抗生物質とビタミンB、また血管拡張剤と処方しています。

内耳、外耳の炎症に効果をあげます。

また丹参製剤と補腎を助ける働きがあり、慢性的な炎症を抑えていきます。

静かなところで耳鳴りがする症状には、「頭を爽やかにする漢方」の羌活、薄荷、川弓、荊芥、連翹などの去風開竅薬が効果を上げます。

耳の奥の経絡を通し、慢性的な炎症を抑えます。

内耳のところの血流を改善する。

まとめますと

補腎→知柏地黄丸

○活血剤→丹参製剤

補腎と活血の効き目を良くするもの、炎症を改善していくもの→頭を爽やかにする漢方

です。

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<2011年11月18日 大日様から月山を眺めていたのですが、猫がやって来ましたので、望遠レンズで表情を撮影してみました。猫は可愛いです>