おはようございます。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
昨日、一昨日と2013年8月24日、25日の土日の二日間を利用して東京銀座で中医不妊症お茶の間「漢方」講座のスクーリングに参加してきました。
ちょうど不妊症の「漢方」講座開始から10年経ったとのことで、「今までの10年、そして今後の10年」を振り返る良い機会でした。
私も最初の年には東京の国際フォーラムに不妊症の「漢方」講座に毎月通って、当時全然分からないながらも「黄体機能不全」「子宮内膜症」「子宮腺筋症」「高プロラクチン血症」など必死に講義を聞き、ノートに書きまとめたことを昨日のように覚えています。
その時の不妊症の「漢方」講座のノートはいまだに手元において、時間があれば精読して知識の習得に励んでいます。
星薬科大学を卒業して薬剤師国家試験に合格して、東大病院薬剤部で研修生として1年間の薬剤師の研鑽を積んで高円寺でイスクラ中医学研修塾に入ってから、数えて20年経過しましたので、私の場合には「中医学を学んで20年」「中医不妊症を学んで10年」という歴史を持つようになりました。
昔、中医臨床の雑誌でも「今までの10年、そして今後の10年」という特集号があったのを思い出したりして、なんだか感慨深いです。
じいちゃんとばあちゃんが生きているときに、胡栄先生(菅沼栄先生)が離れに訪問してくれた8月のある日なども懐かしく思います。
胡栄先生から「こんなふうに立派なお店、薬局があって中医学をやれることは素晴らしいことですね」とおっしゃって頂いたことなど、時々思い出します。
さて銀座で勉強した不妊症の「漢方」講座の模様をご紹介させて頂きます。
…
<2013年8月24日 銀座フェニックスプラザ>
中医学講師による不妊症の「漢方」講座の症例検討会。
私はD班でした。
全国の漢方薬局の先生方の不妊症への漢方症例発表を聞いてとても勉強になりました。
「POF(早発閉経)の方」の漢方症例、3年間漢方を服用して「自然」に「排卵」するようになり「自然妊娠」した話は衝撃的でした。
当店のお客様たちにも、その得た漢方知識を還元していきたいです。
当店のお客様もPOF(早発閉経)で1年間きちんと漢方服用して1回の「排卵」で「自然妊娠」された方がいらっしゃいます。
「POF・早発閉経に効く漢方薬、妊娠」
「早発閉経・卵巣機能不全の漢方対策/FSHが高くてAMHが少なめの漢方対策/卵巣機能を高める」
こちらの記事も参考になりましたら、幸いです。
<2013年8月24日 銀座日航ホテル 「不妊症お茶の間講座10周年記念祝賀パーティー」>
場所を移動して銀座日航ホテルで「不妊症の「漢方」講座10周年記念祝賀パーティー」が開催されました。
妻と一緒に参加したのですが銀座の街を歩いて会場まで行ったことも楽しかったです。
写真は南京中医薬大学の談勇先生です。
第一回目の南京研修に参加した時に、談勇先生から教えて頂いたのでとても懐かしかったです。
(そのときのもようは「周期療法・中国不妊症専門講座南京研修に参加して」もお読みになって頂ければ嬉しいです。)
東大医学部出身 元聖路加国際病院婦人科部長の佐藤孝道先生からもNPO法人 日本不妊カウンセリング学会を代表して不妊症の「漢方」講座へご祝辞を頂きました。
私たち、日本中医薬研究会の薬剤師の先生方の熱心に不妊症の「漢方」講座を勉強する姿に感心しています。
というようなスピーチで有難かったです。
普段お世話になっている、ご指導頂いている不妊症専門講座の中医学講師の先生方です。
星薬科大学、東大病院時代には、このように私の人生が変わるなんて想像もつかなかったです。
読んでいる本は中国語の中医学の本、ふだんからも中国人の漢方の先生たちと仲良くして、仕事自体が「日中友好」となっています。
中国語を勉強しなくても中医学の本が読めるのは日中には「漢字」という共通の財産があるからです。
今後とも日中友好で親善でいきたいものです。
全国の不妊症で悩んでいたお客様たちの周期療法、周期調整法で生まれた赤ちゃんたちです。
これからの日本の「晩婚化」「高齢化」の時代に漢方、周期療法で「健康な体を回復して妊娠に向けて病院で治療」されたり「自然に授かること」を目指すことは悩めるカップル、家族など周囲の人たちに大きな力となると思います。
「温かい子宮」と「質のよい受精卵」など、「健康な男女のカップルづくり」、「2人の健康の底上げ」ができるように今後とも周期療法、周期調整法の漢方の習得に努力していきたいです。
<2013年7月15日 群馬県法師温泉 妻と一緒にパチリ>