こんにちは。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
今日は庄内地方の鶴岡市から、また山形市、そして青森県からのご来店のお客様がいらっしゃいました。
お母様と一緒のご来店のお客様もいらっしゃいました。
最近、遠方からご来店して頂いていますので、それに見合った期待された分の漢方の実力を上げていきたいです。
胃がん全摘手術後の漢方相談もお受けしました。
男性の方だったのですが、術後の経過、そして抗がん剤に負けないように元気に過ごして頂きたいです。
さて、昨夜20時から22時まで中医不妊症お茶の間講座、パソコンのウエブシステムの双方向性の会議が2時間みっちりとありました。
「講義中心コース」の受講を1年にわたり、全10回のコースでした。
すべて受講を終わりました。
初回から参加している私ですが、中医不妊症講座10年目にあたり、「初級クラスからやり直そう!」と一から再勉強しましたが、とても役立ちました。
かなりレベルが上がったと思います。
将来とも、また機会があれば、中医学は進歩したり、漢方薬も新しいものも続々と登場しますので、ぬかりなく勉強していきたいです。
<2013年12月4日撮影>
わたしの一年間の中医不妊症を勉強したファイルです。
講義内容は
1)性腺軸について
2)問診票
3)BBT
4)周期調整法チャート
5)PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)
6)子宮内膜症
7)PRL(プロラクチン)
8)子宮筋腫
9)男性不妊
10)流産
でした。
昨日は流産について、不育症対策の漢方対策を念入りに勉強しました。
最近は老中医 祝谌予先生の医案から始まり、夏桂成先生、そして今は何少山先生の著作を読んで、不妊症の中医理論を納得のうえで勉強しています。
子宮内膜症のところを何少山先生の本を読んで、それから今年に習った子宮内膜症のところを再度見直すと、よく分かるのです。
陽虚という冷え性の体質があるから、新陳代謝が悪くなったり、寒くなって血行不良の淤血が生じる。
本虚標実(ほんきょひょうじつ)です。
補陽して補腎精で温めながら、活血化淤をしていきます。
あ、なるほど!と思うことが多くなってきました。
(痺証の痛み、しびれも東京に通ったので得意分野がますます得意になってきました)
ということで現在の近況報告でした。
さあ、今日もあと少し頑張ろう!