こんにちは。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
今日来店されたお客様、ご主人と鎌倉に旅行に行くことがここ数年はまっているそうです。
あちこちの神社、寺院をお参りして、子宝の神社なども訪れたそうです。
あちこち行き過ぎて子宝の神社の名前を失念してしいました。とのことでしたが、今度の体外受精での卵を戻すこと、ぜひうまくいって頂きたいです。
鎌倉にいったら江ノ電に乗ったりしているそうです。
私も星薬科大学1年のときに品川から鎌倉まででかけて採葉にいってユキノシタなど採取しましたから、鎌倉、とくに北鎌倉あたりは懐かしいです。
お客様と私の2人で、ここは山形県東根市ですが「鎌倉はいまの季節は紫陽花が綺麗でしょうね」とか「鶴岡八幡宮は素晴らしいすね」とか「銭洗弁天は行かれましたか?」などと会話していました。
心は遠く、神奈川の鎌倉へ。
さて今日は、昨日に「仙台で漢方定例会 「声帯病、扁桃疾患、口内炎」…今週の漢方相談会のご案内6月27日」で約束しましたように、週に1回は中医師の先生に漢方のことを聞いてココログを役立つサイトを目指すシリーズです。
東京に電話しましたらちょうど中医婦人科の超権威の陳先生がいらっしゃいました。
土屋 「子宮内膜症性気胸の中医学、中国漢方対策、先生もしご存知でしたら教えて下さい」
陳先生
<漢方アドバイス>
子宮内膜症性気胸は基本は淤血(おけつ)です。
活血化淤が基本。
治療は同じ。
子宮内膜が異所に飛ぶ。
胸や胸膜に飛んでいきました。
頭に飛んだり、鼻の粘膜に飛んで月経が来るたびに鼻血になる方もいます。
多いのは腹腔。子宮内膜症が卵巣や腹膜に飛んだりします。
肺に子宮内膜が飛ぶと胸が痛くて咳。
活血化淤と合わせて咳止めを使う。
たとえばジャノヒゲの漢方とか、秋の七草の紫色の花の漢方薬とか。
頭痛だったら頂調顆粒(川きゅう茶調散)
胸が痛いことは2つの可能性。
本当に胸が痛いこと。
もう一つはお腹の痛みが放散痛となっていること。
胸の痛みのように感じる。」
陳先生 「土屋先生、この方は痩せていますか、太っていますか?」
土屋 「痩せている体質のようです」
陳先生
<漢方アドバイス>
痩せている人は単なる淤血ではなくて、気血不足(きけつぶそく)。
気血不足からくる淤血(おけつ)
単なる活血(かっけつ)よりは養血したほうがいい。
当帰を使ったシロップ漢方製剤や、チャガも一緒がいい。
子宮内膜症が慢性化すると免疫の異常。
痛みを止めるのは活血化淤(かっけつかお)
(土屋からの注釈 「卵巣予備能~全周期活血化淤」 FSH8以上で高く卵巣予備能の低下~活血化淤漢方対策こちらも参考になりましたら、幸いです。)
もし冷え性だったらさわやかなお月様の宝の漢方。
痩せているのですから、当帰を使った生理を整える女性守り神の漢方シロップ+爽やかなお月様の宝の漢方
◎生理前後、炎症で熱っぽい。ニキビがでる
このような症状がもしあれば清熱解毒 +五味消毒飲加減
慢性であれば当帰を使った養血調経のシロップ漢方を。気血不足だから
そしてこちらがアゲハチョウの動画です。季節を感じます。
子宮内膜症の漢方相談は山形の土屋薬局までお寄せください。
漢方相談につきまして
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