今回のココログのブログで自分自身が久しぶりに読んで勉強になったのは、こちらのクラミジア感染症の漢方対策のコラムです。
こんにちは。
雨が降って晴れ上がった山形です。
今日は「体外受精での妊娠、ご懐妊のご報告」と、妊娠後「引き続き順調」の漢方相談など、嬉しいお話が多い感じです。
PCOS(多嚢胞性卵巣)の方などもしっかりと漢方でサポートするとかなり体調も良くなって、胚盤胞までいってに心身、ご懐妊でしたから、「最近、すごく体調が良かったです」というお客様の感想など、以前も新庄市の方が「妊娠する数か月前からすごく体調が良かった」とおっしゃっていたことを思い出しました。
さて「クラミジア感染症」への中医学、漢方的対策を今まで勉強していたのですが、ものすごく真剣な「クラミジア感染症」の漢方相談が入りましたので、ようびん先生にもお聞きしておきました。
(「クラミジア感染症」が陰性にならないと腹腔鏡もでいないし、体外受精もうまくいかないとのことで、中医学、漢方の知恵を拝借したい。とのことです。)
いろいろな先生方の考え方を知っておくと私の相談の幅も広がります。
…
「クラミジア感染症」の漢方対策について
「おりものが多い、におい、痒みがある」
このことをチェックすること。
「クラミジア」が陽性の場合には、上記の自覚症状が多くなります。
「膀胱炎になりやすかどうか」もお聞きします。
通常は何らかの不快感があるはず。
おりもの、痒み、小水のときに痛い。
○もし、おりものが多い、痒みがあれば肝胆湿熱→湿をとって火を消す漢方薬、五行草
○40代前後になればおりものがあまりないのであれば、陰虚火旺のタイプ。
湿熱を解消する補腎薬+五行草
おりものが多い、痒みが強ければ一番最初の相談どおり。
おりものが少ない、不快感→湿熱を解消する補腎薬+五行草
中国では苦参、蛇床子などで外用として洗うこともいい治療法としてあります。
<2012年4月29日 新潟県弥彦山頂からの眺め 遠くに佐渡島>
こちらのコラムの「ようびん先生」とは実は日本を代表する偉大な中医師の先生だったりします。いろいろと教えて頂いていて、いまの自分があることに感謝です。
さて、ようびん先生の中医学の「クラミジア感染症」の漢方対策の話題は年代別に考えていきなさい。ということです。
20~30代の若いかたと40代前後のかたの「クラミジア感染症」の漢方相談は其の点を初めから考慮して検討していきましょう。
身体があまり何も問題ないようでしたら「肝胆湿熱(かんたんしつねつ)」という湿(しつねつ)の邪気を考慮しなさい。
もし40代前後になってきたらそれが陰虚火旺(いんきょかおう)といって身体の潤いが不足して痩せてきたり、「熱」ぽくなってきますから其の面も考慮して「中医学による漢方体質改善」「クラミジア感染症」の体質改善をしていったほうがいいよ。
というココログ版土屋薬局 中国漢方通信の話題でした。
ほか、最近はあまり安神薬(あんじんやく)を上手に応用していなかったので再び、酸棗仁湯や蓮子芯や天王補心丹など上手に応用できるようになりたい。など思ったり、考えたり。
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こちらのコラムなども参考になりましたら、幸いです。