土屋薬局ブログ|子宝と痛み

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「肝欲散、急食辛以散之」「肝苦急、急食甘以暖之」酸棗仁湯の理論根拠

今日は酸棗仁湯の中医学の本、中国語の本を読んでいて意味がよく分からなかったので春も近いこともあり、イスクラ産業の本社に電話して張先生にいろいろと解読して教えてもらいました。

黄帝内経素問での「肝欲散、急食辛以散之」「肝苦急、急食甘以暖之」これが酸棗仁湯の治療原則の根拠となっているようです。

 

「肝臓は散らすことを好み(辛い味で)、肝の気を発散することを好み、緊急、重度に食べる、つまり食べるとは服薬することで、辛味でこれを発散する」

「肝臓が肝血虚になっているときには(肝苦急とは文脈からそのように読み取ったほうが理解が早いそうです)、甘い味を食べると補うことができる」

この2点で酸棗仁湯は補うこと、発散すること、一酸収、一辛散の方剤になっているとのことでした。

ちなみに張先生は、酸棗仁湯が大好きで皮膚病や女性の不眠症などよく使っているそうです。私の師匠の何先生も「春は酸棗仁湯よ」といっていましたから、そろそろ春は酸棗仁湯を多くのお客さまにも紹介していこうと思います。

 

最後に張先生に体外受精で胚盤胞までいかないときはどのような方法がありますか?と直球ストレートで土屋が質問。

すると「亀鹿仙、艶麗丹、紅沙棘」の3つが好きです。一緒に使って!

「補陰も好きです。補陰もどうぞ」とのこと。

先生に「もし淡白舌で血虚が強くても補腎陰ですか?」とお聞きしましたら、「うーん、補血が大事ですね」とのことでした。

「主人も補腎したほうがいい。胚盤胞に行くには主人のちからも大切」とのことでした。