午前中に、半年ぶりに来店されたお客様がいらっしゃいました。
いつも独歩顆粒をご購入されている この60代のお客様のお仕事は農家です。
今日、お話をお伺いすると 桃の収穫で今まで忙しかったそうです。
私は 桃の花が大好きです。
「桃の花も、リンゴのように花摘(かてき)するのですか?」とお聞きしました。
「うん、花はもいだほうが、桃の実が大きなりやすいんだよ」とのことでした。
(漢方コラム「桃源郷」と「桃の里(桃とサクランボ)」、「桃(夏の思い出)」も、お時間がありましたらご覧になってくださいね)
うーん、やはり果物の世界は深いです。
きれいで美しいこの世のものと思えない―桃の花までも収穫のためには摘まれてしまうのです。
さてこのお客様が桃のほかに栽培しているのは、ラフランスとリンゴだそうです。
先日台風15号、16号などど連続して凄いことになりましたので、「被害はなかったですか?」とお聞きしまた。
「ラフランスなどが、けっこう落ちたんだよ」とのことでした。
ラフランスは実が大きいですので、しっかりと生っていないと強風で振り落とされるのだそうです。
リンゴは、しなりがいいので、台風などの災害には強いのだそうです。
あまりリンゴは台風では落ちないとのことでした。
しかし、落ちてしまったリンゴやラフランスは どうするかと言いますと、農協の共済保険から補償されるそうです。
落ちた果物たちを拾い集めて、コンテナに入れて数えてもらいます。
台風の風速により、チャートがあって(これはひょっとして、映画「ツイスター」でいう「フジタ・スケール」でしょうか??)」 それにより被害が認定されます。
私は、薬剤師でなかったら果樹農家でもいいかな?と甘ーい甘ーい考えをもっていまして、外でお日様の下で働く世界に憧れています。
農家の人の話に、耳を傾けることが多くなります。
収穫の秋の「農繁期」の山形からの話でした。
リンゴ畑と若木山