親切な漢方相談|土屋薬局ブログ

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風邪とせきの漢方相談

おはようございます。

薬剤師の土屋です。

今日は風邪の漢方相談の話題です。

Sさまは、66歳で小柄で痩せています

風邪を2週間ひいています。

特徴は2つあります。

1)のどの痛み、イガイガ、もさもさとした感じで痒さがあります。

2)咳。日中も夜も痰がでます。白っぽい痰です。

熱や、関節の痛み、寒けなどはありません。

降圧剤、片頭痛治療薬、骨粗鬆症の薬を普段から服用中です。

食欲あります。通じは正常です。

耳鼻科でも検査しましたし、大学病院でも精密検査もしましたが、いつも異常はありせん。

もう何年も、風邪をひきやすくて困っているそうです。

相談中も、咳をごほんごほんとしています。

大学病院の先生にも、本当は鎮咳薬など処方したくなくて、「あなたには漢方が向いていると思う」と言われたそうです。

のどの痛みには、漢方では「涼解楽(りょうかいらく)」または「天津感冒片(てんしんかんぼうへん)」が向いています。

風熱(ふうねつ)と呼んでいて、葛根湯(かっこんとう)の証の背中がゾクゾクする寒けのある風邪ではありません。

風熱(ふうねつ)証の特徴は、「のどの痛み」が特徴です。

風邪早く治そう」でも説明していますが、「のどの痛み→風熱(ふうねつ)→涼解楽または天津感冒片」のルールです。

次に考慮するのは、高齢の方の慢性の咳です。

高齢で小柄で痩せている場合には、陰虚(いんきょ)という体質がベースになっています。

ご隠居さん=陰虚(いんきょ)と平たく考えてもらってもかまいませんので、高齢者=陰虚(いんきょ)とします。

陰虚(いんきょ)とは、しばし五臓の肺(はい)と腎(じん)の陰虚、つまり肺腎陰虚(はいじんいんきょ)になりますので、肺が乾燥する感じ、肺の潤い不足で、慢性の咳や、切れにくい痰などを引き起こします。

肺を潤せば、咳や痰が解消してきますので、潤肺糖漿(じゅんぱいとうしょう)という、「肺を潤して、咳や痰を鎮める処方」が解決に役立つはずです。

という思考回路で、涼解楽と潤肺糖漿の2つを選んでお勧めしました。

効き目があることを願っています。

東根市野川 「冬の散歩道」

<2008年2月18日 東根市野川 「冬の散歩道」>

東根市野川 「冬の散歩道」