昨日は午後に東京から中医師の何先生に訪店して頂いて中医学の周期療法など特訓していました。
常日頃から漢方医学を勉強させて頂いています。
教科書に載っていないような深淵な漢方の理論の話をされるのですが、今日はついに35歳の女の人は陽明脈(ようめいみゃく)が衰える。
という黄帝内経(こうていだいけい)の理論から導かれた新たな考え方を提示してもらいました。
漢方薬/背中がこる、首がこる、肩がこる。 首がほてる、肩甲骨~首が火照る。
黄帝内経の理論から中医学漢方を実践するなんて凄すぎです。
ちなみにこの理論は35歳以降は、胃腸が弱くなりやすいことを説明しています。
陽明胃系(ようめいいけい)の脈は体の表側を通ります。
背中のほうは三陽(さんよう)の脈で太陽膀胱系です。
こちらもかっこいい理論があって臨床で応用しています。
42歳から49歳までは三陽(さんよう)の脈が衰えてくる。
背中の体の裏側、太陽膀胱系(たいようぼうこうけい)
冷えてくると背中がこる、首がこる、肩がこる。
首がほてる、肩甲骨~首が火照る。
脳に行く血管が圧迫される→脳への血流量が減る→脳への酸素が足りなくなる。交感神経↑→血圧上昇
陽気不足→体の冷え→筋肉のコリ
私の頭の中には、鍼灸太郎の人体模型が浮かんできてパッと中医学を見渡す視野が広がったのでした。
感動をここに記しました。
「背中のほてりの漢方相談。カイロを当てたかのようにポッポ、ピリピリする。 - 土屋薬局ブログ|山形県東根市」も同じような漢方的な考え方を基本にしています。参考になりましたら、幸いです。
funin-kanpo.hatenablog.com