こんにちは!
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
土曜日の漢方相談会、新庄市や山形市などから多数のご来店ありがとうございました。
今から4年前、38歳のときから「体外受精を何度しても結果がでない。当店にお住まいが近い」こともあって病院での不妊治療と当店での漢方相談を併用して4年間通って頂いたお客様がいらっしゃいました。
県立病院で人工授精4回、体外受精4回をやってもダメで、子宮内膜症もあるとのことでした。
平成21年からの漢方相談で、結局41歳でめでたくご出産されました。
その方からのお手紙が届きまして、開封してみたところ可愛い可愛い女の子の写真と
「ご無沙汰しています。平成25年10月に女の子を出産しました。名前は○○です。毎日、育児を楽しんでおります。そして、今まで応援 本当にありがとうございました。」
という直筆のメッセージも同封されていました。
私もスタッフも大変に感動しました。
受精卵ができたときから「目の前を白い子供がうろうろしていて、3か月後に卵をお腹に戻したら目の前から白い子供が消えた。」といううエピソードを聞いていましたので、本当にまるで天使のような玉のような、すごい可愛い赤ちゃんで私もやっと会えたという感じで感激でした。
お母さんのおなかに入ることを3か月待って、そして生まれてきましたので、とってもめんこかったです。
<2014年1月20日撮影 本当に可愛い赤ちゃんで天使のようです。平成21年からの漢方相談でしばしばご来店されたお客様で、たくさんお話を聞かせて頂きました。いま思うにはその間に服用されていた養血補血や補腎や活血などの漢方が卵巣の老化を防止して、今回の良き結果にもつながったのだと思います>
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<薬剤師、不妊カウンセラーのお仕事>
最近、暇があれば日本語よりも中国語の漢方本を読むようになりました。
昨日、一昨日など先週は多嚢胞性卵巣(PCOS)の排卵障害の漢方のところを重点的に読みました。
5人ぐらいのお客さま、多嚢胞でなかなか排卵しなくて病院通い苦労されています。
先週は、米沢市からいつもカップルでご来店頂いていたお客様が妊娠されましたので、とても嬉しくてより今後とも精度の高い漢方相談を心掛けたいです。
クロミッドで子宮内膜が薄くなる副作用対策が功を奏しました。
さて、左から何少山先生の医論医案経験集(これは人類の宝、中医学の宝です)、国医大使 朱良春、不妊不育名方精選です。
多嚢胞性卵巣は、標は痰湿
肥満のかたは「多痰多湿(たたんたしつ)」の体質があり、脾腎陽虚や肝腎不足などを改善することが本治。
大量の化湿薬を中心に少量の活血を混ぜるのがコツ
化湿(かしつ)の方法は効果が緩やかだし、相談にくる患者はその時点で何か月も閉経しているので、まずは活血の漢方薬で生理を起こしてから痰湿’(たんしつ)を消していきべきと不妊症の子宝漢方で有名な何少山(かしょうざん)先生の貴重な提言があります。
国医大使 朱良春先生の本は婦人科ではなくて、痛みやしびれの漢方、痺証(ひしょう)や虫類の話です。
虫類を使った漢方相談、貴重な経験が書かれています。
私も水蛭(すいてつ)や蟻(あり)や地竜(ミミズのこと)などの漢方生薬を使いこなす日が来るかもしれません。
痺証の痛み、しびれ、リウマチ、坐骨神経痛の漢方相談も特訓していきたいです。
「PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)2011~」
「体外受精(2009~)」
「妊娠、出産おめでとうございます!╱2014」
「子宮内膜症」
「40歳前後」
こちらのコラムなども参考になりましたら、幸いです。