こんにちは。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
山形は台風も去り、今日は曇りの天気で比較的に過ごしやすいです。
先ほど小学校のときの同級生でさくらんぼ農家を継いだY君が来店されましたが、さくらんぼの季節は無事に終わって今度は桃で忙しくなってくるそうです。
<2014年6月11日 東根市のサクランボ>
たわわに実っています。
今週の私の用事は7月20日(日)に東京で痺証専門講オープン講座に参加してきます。
中医学漢方を理論通りにきちんと普段から学習している薬局、薬店の仲間が日本中医薬研究会です。
その会員店の中から会員講師として白羽の矢があたりまして、「独歩顆粒~健康で元気な毎日のために」として講演してきます。
痺証(ひしょう)とは、「長年に蓄積された風や寒さ、湿気などの天候の影響を受けつつ、体の中の胃腸の弱りや老化における腎虚などの内因の弱りにより気血(きけつ)や経絡の通りが悪くなった結果おこる痛み、しびれ」のことです。
痺とは「通じていない」ことに起因する痛み、しびれの総称です。
リウマチや慢性関節炎、坐骨神経痛、頸椎症、五十肩、神経痛、筋肉痛などの病症を包括しています。
たとえばサクランボ農家の方が畑で風や湿気、寒さにあたり足腰が弱くなって腰痛や坐骨神経痛、リウマチを発症した場合には痺証と呼びます。
内経に「邪の集まるところ必ず虚す」「正気うちに存ずれば邪おかすべからず」とあり、古くから痛み、しびれは個人の体質や年齢、免疫力、抵抗力などの問題、また住んでいる地域の気候風土が絡んでいると認識されています。
「通じざればすなわち痛む」ですから何事においても気の流れを整え、血流もサラサラに流していきたいですね。
これが雨除けのテントが張ってあるサクランボの木です。
2014年7月20日(日)
第1部 ロコモティブシンドロームにおける中成薬(漢方薬)の活用
骨、関節、筋肉といった運動器官の衰えや怪我などによる痛み、障害の中医学漢方の対応
第2部 骨折における中成薬(漢方薬)の活用
ご自身の骨折治療にあたって漢方薬の使用により劇的に回復されたご経験の会員の先生のインタビューと補腎・活血・通絡の視点からの中医学漢方の解説
第3部 「独歩顆粒~健康で元気な毎日のために」 南東北 土屋薬局・土屋幸太郎
痛み、痺れをとり、お客様の生活の質を向上させるお店づくりについての講演が各地区で好評な土屋先生から店頭での対応と独歩顆粒の販売についてご講演いただきます。
今年初めての他地区での漢方講演です。
地元仙台では最近は定例会の前に20~30分ほど漢方のことについて話していましたが、久しぶりに東京でお話させて頂きますので日曜日の漢方薬局の先生方の貴重な時間が無駄にならないように、明るく楽しく役に立つことが1つでもお話できれば嬉しいです。
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先週は山形市のお客様2名のご懐妊の報告でした。
それぞれ犬のマスコットを安産のお守りとして提供させて頂きました。
順調にいきますことを心から願っております。
<2014年7月13日 山形市>
山形市内はあちこちで紫陽花が綺麗に咲いていました。
山形市内を車で走っていると傘も挿さずにいる山大生たちや高校生たちや街角で咲いている紫陽花などが目に入りました。
土壌のアルミニウム濃度で紫陽花は色が変わります。
東根の我が家は青色の紫陽花、山形市は赤い色が多いかなあ。