こんにちは。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
今日の漢方相談の総括です。
午前中は、夏の不眠症の漢方相談、糖尿病の方の漢方相談、80代のお客様の冷え性の漢方相談、高脂血症の漢方相談の漢方相談と続きました。
夏場の不眠症のお客様、21時には床に入るとのことですぐに眠れなくても当たり前のような感じもしますが、苔が以前より多かったです。
白膩苔(はくじたい)といって、昼間の陽が夜に陰に帰ってこれません。
昼間の陽 → 夜の陰
↑
痰湿、痰熱が交通を阻害して昼間の陽が夜の陰に帰ってこれない
これは虚証の漢方相談ではなくて実証ですから弁証論治を間違うと一つも効果がないどころか、かえって調子が悪くなるかもしれません。
イスクラ温胆湯エキスをお勧めしました。
糖尿病の方の漢方相談は、体重も減って、空腹時血糖もグリコヘモグロビンも正常値になっていてただただお客様と一緒に喜ぶばかりでした。
2014年4月22日の血糖値 346、 グリコヘモグロビン HbA1C 10・6%
↓
2014年8月5日の血糖値 136、グリコヘモグロビン HbA1C 5・2%
グラクティブも50㎎から25㎎になって調子がいいばかりです。
(「蕁麻疹、めまい、耳鳴り、糖尿病が漢方で良くなった話と仙台定例会の高血圧の漢方療法に今週の漢方相談会6月23日」こちらの記事のお客様です。かなり順調です。)
80代のお客様の冷え性、下半身が冷たくて、上半身はのぼせて汗をかきます。
夏場でも腹巻など欠かせません。
冬場は死にたくなるそうです。
「冬の病気を夏場から陽気を補って治す、予防する」
「冬病夏治(とうびょうかち)」
半年前から秋冬に備えていきます。
前回は婦宝当帰膠を服用してからは、調子が良くなって畑仕事も午前中と午後に絶好調だそうです。
今回はその婦宝当帰膠にプラスして下半身の冬と上半身の夏をうまく緩和して、体全身に「春」が来るような漢方処方をお勧めしました。
一緒に同伴されていた娘様も帰りがけには、しっかりと母親の漢方相談してくれて、ありがとさまでした。
とのことで私も嬉しく思った次第です。
お母様の強い味方になりますよ。[E:confident]
<2014年8月19日>
我が家では夏水仙がお盆を迎えて満開になりました。
いい季節です。
最近は不眠症の漢方相談が多いのです。
けっこう地元のかたのちょっとした軽い病気の漢方相談楽しいです。
お役立ちになれるように、今後とも正しい中国漢方を勉強していきたいです。