こんにちは。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
大雨が降って窓を閉め切ったと思いきや、カラッと晴れている山形です。
天候はなかなか不安定のようです。
さて、加齢黄斑変性症の漢方相談を受けました。
視野のゆがみの自覚で眼科受診して発見されることが多いようです。
私も先日は眼科を水曜日に受診していました。
ちょうど私の前の患者さんが加齢黄斑変性症でして、「膜ができつつあり様子をみるほかなく、進行すれば手術はうちのような開業医ではなくて大学病院になります。」
と先生から言われていたところでした。
「目薬で症状の進行を抑えることもできないので、まずは様子をみて、また視野が変わるようでしたら受診してください。しばらくは経過観察です」
とアドバイスがあり、次は私の番で恥ずかしながら7年ぶりの眼科受診で瞳孔を開いての眼底検査でした。
「大丈夫です!心配ありません」
と7年前と同じく知り合いの旧知の眼科の先生から宣言されまして、ホッと胸をなで下ろして帰宅しました。
目の血管などは体の動脈硬化などと深く関係しているのだろうなあとか、「目は心の窓」だなあとか、赤ちゃんの瞳ってなんであんなに透き通っていて綺麗なんだろうとか、思うことがいろいろあるのですが、さて、中医学、漢方的な黄斑変性症の証の分け方は以下のようになるようです。
1)肝経郁熱型
2)肝腎陰虚型
3)脾虚湿盛(湿滞)型
4)淤血型
5)心脾両虚型
このタイプで本場中国では、漢方治療を黄斑変性症にしていると分かれば、日本での応用も可能です。
とくに治療法がないときには不安なお気持ちになる患者さんが多いでしょうから、目の漢方対策も今後ともしっかりとやっていきたいです。
「肝と腎を養って、目の疲れや老化を防止」
「健康で元気に長生き。目、耳、骨、血管を守ろう!」
こちらの土屋薬局 中国漢方通信のコラムも参考になりましたら、幸いです。
<2015年8月28日 山形県東根市神町>
赤く実がなりつつあるナナカマド
ラフランスの実もたわわになってきました。
リンゴの実も色づき始めました。
そろそろ秋ですね。
みなさま良い季節をお過ごしくださいませ。